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木簡画像データベースの知識化に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 04229110
研究種目

重点領域研究

配分区分補助金
研究機関関西大学

研究代表者

上島 紳一  関西大学, 文学部, 助教授 (10184920)

研究分担者 大庭 脩  関西大学, 文学部, 教授 (50067451)
大月 一弘  神戸大学, 国際文化学部, 講師 (10185324)
園田 浩一  姫路獨協大学, 一般教育部, 助手 (40221345)
研究期間 (年度) 1992
研究課題ステータス 完了 (1992年度)
配分額 *注記
1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
1992年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
キーワードデータベースシステムモデル / オブジェクト指向 / 資料復元 / システムソフトウエア / 仮オブジェクト
研究概要

本研究では、木簡画像データベースの開発の一環として、システムの知識化に関する研究を進めている。本システムは、DBMSの機能だけでなく、専門家の行う様々な研究作業を支援することを意図している。
当該年度は、先ず、専門家の行う研究作業を分析し、その作業工程に計算機を有効に組み込む為のシステムモデルを作成した。次に、システムモデルを効率的に実装する為、システムソフトウエアの構造として機能的階層を定義した。本モデルは、木簡画像データベースの枠組みを、人文系、自然系を問わず、多くの分野に適用できる資料復元研究支援データベースシステムを対象としている。
(A)システムモデルの概略
専門家の作業形態をモデルに、本システムのオブジェクト指向システムモデルを構築した。システムモデルは、断片化した資料の整理、分類、復元の過程で行われる作業を支援する環境を与えることを目的としている。利用者は、システムに登録されたデータと、作業の過程で生成されるデータを有効に利用して資料の復元作業を進めることができる。
(B)システムソフトウエア構造の概略
階層は5層からなり、データクラス層とオペレーションクラス層の2種類の層からなる。ソフトウエア階層は5層からなり、データクラス層とオペレーションクラス層の2種類の層からなる。データクラス層では、資料オブジェクト、キーワードオブジェクト、仮オブジェクトなどを扱う第1層と、第1層のオブジェクトや索引オブジェクトのリスト、ヒストリオブジェクトなどを持つ第2層、更に、第2層のオブジェクトの操作を行うマネジャーを定義した第3層から構成される。一方、オペレーションクラスは、第4、5層にあたり、ツールクラスとアルゴリズムクラスからなるメソッドの集合である。
上記モデルとソフトウエア階層モデルに基づき、計算機システムの基本設計を行い、システムの実現に向けての課題を検討した。

報告書

(1件)
  • 1992 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] 上島 紳一,園田 浩一,大月 一弘: "資料復元研究支援データベースシステムのモデル化" 電子情報通信学会技術研究報告. DE91-53. 9-14 (1992)

    • 関連する報告書
      1992 実績報告書
  • [文献書誌] 上島 紳一,園田 浩一: "木簡オブジェクト" Proceeding of Obase symposium. 2. 105-112 (1992)

    • 関連する報告書
      1992 実績報告書
  • [文献書誌] 上島 紳一: "資料復元研究支援データベースシステムの開発(1)" 関西大学東西学術研究所紀要. 26. (1993)

    • 関連する報告書
      1992 実績報告書

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公開日: 1992-04-01   更新日: 2016-04-21  

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