研究課題/領域番号 |
04230103
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研究種目 |
重点領域研究
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 姫路工業大学 |
研究代表者 |
菅野 暁 姫路工業大学, 理学部, 教授 (70013464)
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研究分担者 |
上村 洸 東京理科大学, 理学部, 教授 (60011475)
花村 栄一 東京大学, 工学部, 教授 (70013472)
塚田 捷 東京大学, 理学部, 教授 (90011650)
川村 清 慶応義塾大学, 理工学部, 教授 (00011619)
川畑 有郷 学習院大学, 理工学部, 教授 (80013514)
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研究期間 (年度) |
1992 – 1993
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研究課題ステータス |
完了 (1993年度)
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配分額 *注記 |
37,100千円 (直接経費: 37,100千円)
1993年度: 6,700千円 (直接経費: 6,700千円)
1992年度: 30,400千円 (直接経費: 30,400千円)
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キーワード | マイクロクラスター / フラーレン / シェル効果 / 量子ドット / クーロン・ブロッケード / メゾスコピック粒子 / スーパーシェル |
研究概要 |
微視的世界と巨視的世界を結ぶメゾスコピック物理の問題の一つとして、金属クラスターイオンの非対称分裂、融合の理論的研究を行い論文として発表した(小泉、菅野、石井)。一方、大きな金属クラスターで次々と観測されているスーパーシェルについて、今までの三角形や四角形の外に、星形の軌道を考える理論(西岡)が発表された。シリコン(100)表面に吸着されたカーボン60とカーボン70の電子状態の非経験的大型数値計算が川添らによって行われた。一方塚田らは、最近見つけられた種々のカーボンクラスター曲面の安定性を論じるために、n員環(n:5,7等)を中心とする回位の電子状態の研究を行った。上村らはリチュウムを挿入したアルファ・ボロンの電子状態の研究を行い、いくつかの興味ある予言をしている。里子は-電子描像による超微粒子の結合エネルギーの簡単で新しい計算方法を提案している。微粒子側からのアプローチとして、メゾスコヒック物理の問題を統計力学がどのように処理していくか、等を中心として数値計算や計算機シミュレーションの方法を取入れた研究が、川村、川畑、渡部 等によって強力に進められた。また、超微粒子に特徴的な種々の光学的性質を理論的に説明する仕事が、花村や川村によって発表された。
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