研究課題/領域番号 |
04231101
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研究種目 |
重点領域研究
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
石川 健三 北海道大学, 理学部, 教授 (90159690)
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研究分担者 |
阿部 修 北海道教育大学, 旭川分校, 助手 (30202659)
木村 信行 北海道工業大学, 教養部, 助教授 (10204984)
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研究期間 (年度) |
1992
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研究課題ステータス |
完了 (1992年度)
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配分額 *注記 |
1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
1992年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
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キーワード | トポロエジー / 量子ホール効果 / チャーン・サイモンゲージ理論 / bi-local場 / 強相関電子系 / ラッティンジャー流体 / K-T転移 |
研究概要 |
1.2次元強相関系及び一次元強相関系に関するbi-local平均場理論。 bi-localな補助場による平均場理論が、分数量子ホール系、一次元長距離相互作用系、2次元スピン系等に対して適用され、量子液体に対する一つの系統的な計算法が進展中である。量子ホール系に対しては、ラフリン変分関数と密接な関系をもつ平均場が求められ、またその近傍におけるゆらぎの効果が求められた。さらに、非線型励起モードである、渦解も求められ、それらに基づき系の性質が調べられている。同方法は、また、一次元長距離相互作用系にも適用され、同系がラッティンジャー液体の性質を示すことが確かめられた。 2.チャーンサイモンゲージ理論について。 空間反転・時間反転を破る系の代表的性質を表わすチャーンサイモンゲージ理論の1粒子状態への効果、及び多粒子系としての性質が調べられている。チャーンサイモンゲージ場は荷電スカラー場に自己エネルギーを与え、スカラー粒子のスピン及び質量を変化させてしまう。スピンの値は、運動の初期条件によって決まる様々な値をとる得る。これらの粒子の従う波動方程式とその解も求められた。 格子上で定義したチャーンサイモンゲージ理論の性質がモンテカルロ法に基づき調べられ、比熱等の熱力学的物理量は温度とともになめらかに変化し、K-T転移は存在するかもしれないが、明確には見えていないことがわかった。
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