研究課題/領域番号 |
04234105
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研究種目 |
重点領域研究
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
中村 卓史 京都大学, 基礎物理学研究所, 教授 (80155837)
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研究分担者 |
坪野 公夫 東京大学, 大学院・理学系研究科, 助教授 (10125271)
植田 憲一 電通大, レーザー極限技術研究センター, 教授 (10103938)
河島 信樹 宇宙科学研究所, 教授 (60013702)
藤本 眞克 国立天文台, 助教授 (90107475)
佐々木 節 大阪大学, 大学院・理学研究科, 教授 (70162386)
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研究期間 (年度) |
1995
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研究課題ステータス |
完了 (1995年度)
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配分額 *注記 |
15,000千円 (直接経費: 15,000千円)
1995年度: 3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
1994年度: 4,000千円 (直接経費: 4,000千円)
1993年度: 4,000千円 (直接経費: 4,000千円)
1992年度: 4,000千円 (直接経費: 4,000千円)
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キーワード | 重力波 / 天文学 / 一般相対論 / 一般相対性理論 / 干渉計 / レーザー |
研究概要 |
重力波の直接検出が成功すれば、一般相対論の有効性が実験的に支持され、天文学は新しい観測手段を獲得し、自然認識が格段に深められることになる。このように、重力波の観測は物理学と天文学の両面から要請されており、その認識の下、現在、国際的にも重力波の直接観測を目指して数グループが今世紀末までに国際観測網を実現する計画を進めており、わが国もその一翼を担うべきレーザー干渉計を用いる重力波天文台を建設することが期待されている。これに応えて、振幅h〜10^<-21>-10^<-22>の重力波を検出するのに必要な基礎技術を開発し、それに従ってモデル装置を建設し、併せて重力波研究者の層を厚くするのが本領域の目的であった。 本年度は平成3年度から6年度の「重力波天文学」のまとめに当たる。主に行ったことは 1.最終シンポジウムを平成7年8月28日から29日、東京大学・山上会館において行った。参加人数は約80名。ここで評価委員の皆様から全体のまとめをして頂いた。 2.秋に文部省で行われた最終ヒヤリング用の資料作りを行った。 3.理論グループの最終まとめ「一般相対論と重力波」研究会を平成8年1月22日から25日、名古屋大学・シンポジオンホールにおいて行った。参加人数は約120名。 4.最終報告書の作成を行った。 の4点である。 重点領域の目標はkmクラスの干渉計のfeasibility studyを作るということであったが、本領域で得られた成果はむしろ、中間スケール(〜300m)の装置を作る方がよいということを示唆した。実際これをもとに平成7年度が創成的基礎研究に関する新プログラム(重力波天文学)古在由秀代表がスタートした。
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