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絵画における感性情報の抽出と表現

研究課題

研究課題/領域番号 04236207
研究種目

重点領域研究

配分区分補助金
研究機関京都大学

研究代表者

八村 広三郎  京都大学, 工学部, 助教授 (70124229)

研究分担者 関口 博之  京都大学, 工学部, 助手 (90243063)
英保 茂  京都大学, 工学部, 教授 (40026117)
研究期間 (年度) 1992
研究課題ステータス 完了 (1992年度)
配分額 *注記
3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
1992年度: 3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
キーワード感性情報処理 / 画像処理 / コンピュータグラフィックス / 美術 / 絵画
研究概要

本研究は、絵画を見たときの第一印象で、「美しい」と感じる絵に含まれる「規則」と、「美しくない」と感じる絵に含まれる「反規則」の抽出を試み、絵画における感性のメカニズムの解明の糸口を探るのが目的である。
ここでは、絵画の構成する要素、属性として、(1)構図、(2)配色、(3)構成要素、(4)テキスチュアなど、比較的シンタクティックなものをとりあげ、いくつかの「美しい絵」と「美しくない絵」から、これらの構成要素、属性を抽出して類型化する。このあと、これらの構成要素に関する、絵の「美しさ」の規則を定式化し、絵画における感性規則・定石の抽出を行う。
感性の「表現」については、平面上の幾何学的構成要素の配置や配色の問題として単純化し、これから、絵画を生成することを試みる。これによって、抽出した規則・定石から感性情報の表現がどの程度可能かを検証する。
本年度の成果は次のとおりである。
(1)絵画内の色彩分布を求め、これをもとに絵画の印象語を抽出するための基礎的な実験を行った。
(2)人力として与えたカラー写真を木版画調の画像に変換する手法について検討した。
(3)構図の与える印象についての基礎実験として、アルバム台紙への写真の配置問題を考え、ユーザの指定した配置の印象にしたがって、写真を配置するシステムを作成した。
(4)また構図をもとに絵画を検索するために、手描き図形を要素図形に分解し記述するためのシステムについても考察した。

報告書

(1件)
  • 1992 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] Kozaburo Hachimura: "Decomposition of Hand-Printed Patterns" Proc.11th IAPR Int.Conf.on Pattern Rewgnition. 417-420 (1992)

    • 関連する報告書
      1992 実績報告書

URL: 

公開日: 1992-04-01   更新日: 2016-04-21  

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