研究課題/領域番号 |
04254101
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研究種目 |
重点領域研究
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
饗場 弘二 名古屋大学, 理学部, 教授 (20025662)
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研究分担者 |
中村 義一 東京大学, 医科学研究所, 助教授 (40114590)
牧野 耕三 大阪大学, 微生物病研究所, 助手 (20181620)
白川 昌宏 大阪大学, 蛋白質研究所, 助手 (00202119)
嶋本 伸雄 国立遺伝学研究所, 助教授 (20127658)
相本 三郎 大阪大学, 蛋白質研究所, 助教授 (80029967)
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研究期間 (年度) |
1990 – 1992
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研究課題ステータス |
完了 (1992年度)
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配分額 *注記 |
41,500千円 (直接経費: 41,500千円)
1992年度: 41,500千円 (直接経費: 41,500千円)
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キーワード | DNA結合蛋白質 / 転写制御蛋白質 / タンパク質の機能構造 / タンパク質のドメイン / 立体構造 / DNA-蛋白質相互作用 / 蛋白質-蛋白質相互作用 / DNAの構造変化 |
研究概要 |
1.転写調節蛋白質CRPの突然変異体のうち、DNA結合能を有するが転写活性化能を欠損したものを単離した。変異はCRP立体構造上の特定のループ部分にマップされ、この部分がRNAポリメラーゼとの相互作用領域であると結論した。 2.RNAポリメラーゼδサブユニットの突然変異体で、CRPへの応答を欠損したものを単離した。変異体の配列決定からこの変異はαのC末領域にマップされ、この部分がCRPとの相互作用領域であると結論した。 3.HuタイプDNA結合蛋白質HBsを化学合成し、 ^2H, ^<13>C, ^<15>Nで部位特異的標識を行った。現在、NMR等で動的構造解析が進行中である。 4.Ada蛋白によるalKA遺伝子の転写調節領域を部位特異的突然変異プロモーターの解析にもとづき決定した。 5.大腸菌Cro、酵母GAL4のDNA結合ドメイン、マウスOc+-3蛋白質のホメオドメインの溶液中での立体構造をNMR法などで決定した。 6.アクチベーター蛋白質PhoBに応答できなくなるRNAポリメラーゼの突然変異がαサブユニットに存在することを発見し、その領域を決定した。この部分は、PhoB蛋白質との相互作用部位と結論した。 7.転写終結活性および抗転写終結活性が変化したRNAポリメラーゼの突然変異体を単離した。これらの変異はβ^'サブユニットに存在することが明らかになった。 8.マウスのグルタチオントランスフェラーゼ遺伝子のエンハンサーが約2.5kb上流に、サイレンサーが300bp上流に存在することを示した。 9.固定化オペロンを利用し、光学顕微鏡と画像処理装置により、RNAポリメラーゼがDNA上をスライドする様子の直接観察に成功した。
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