研究課題/領域番号 |
04254103
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研究種目 |
重点領域研究
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
京極 好正 大阪大学, 蛋白質研究所, 教授 (90012632)
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研究分担者 |
相本 三郎 大阪大学, 蛋白質研究所, 教授 (80029967)
嶋本 伸雄 国立遺伝学研究所, 助教授 (20127658)
箱嶋 敏雄 大阪大学, 薬学部, 助教授 (00164773)
西村 善文 横浜市立大学, 総合理学研究科, 教授 (70107390)
饗場 弘二 名古屋大学, 理学部, 教授 (20025662)
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研究期間 (年度) |
1993
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研究課題ステータス |
完了 (1993年度)
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配分額 *注記 |
22,800千円 (直接経費: 22,800千円)
1993年度: 3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
1992年度: 19,800千円 (直接経費: 19,800千円)
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キーワード | DNA / 高次構造 / 制御蛋白質 / 蛋白質-核酸相互作用 / RNAポリメラーゼ / 構造生物学 / X線回折 / 核磁気共鳴 / 重点領域研究 / DNA結合蛋白質 / 生物物理学 / 分子生物学 / NMR装置 / 構造解析 |
研究概要 |
本重点領域研究は蛋白質や核酸の立体構造にもとづいた蛋白質-核酸相互作用の機構解明を目指して、(1)制御蛋白質と制御配列との相互作用機構を分子、原子レベルで解明すること、(2)両者の相互作用の様式と相互作用の結果、誘起されるDNA、蛋白質双方の高次構造変化、物性変化の実体を明らかにすること、(3)両者の相互作用及びRNAポリメラーゼとの相互作用が制御蛋白質の機能といかに関係しているか、を解明することを主要な目標とし、構造生物物理学に属する研究者と分子遺伝学、分子生物学の研究者からなる研究組織を作り、積極的に共同研究をすすめることを行った。その結果20余の共同研究が発足し、その中で立体構造が明らかになったのが5つの系で、X線回折によるものがT4エンドヌクレアーゼV、核磁気共鳴によるものがc-Myb、POU-ホメオドメイン、GAL4のDNA結合ドメインである。結晶化されたものは10種以上ある。また、大腸菌のRNAポリメラーゼに作用する活性化、抑制因子の相互作用するサイトがαサブユニットのC末端側と同定された。これは本重点領域研究構成者の共同研究の成果である。認識されるDNAの側にも塩基配列に特異的な構造があること、蛋白質の結合によって曲がるものがあることなどが明らかとなった。 以上のような平成2〜4年度の成果をまとめた報告書を作製するとともに、反省と今後の展開を考えて「構造生物学の現在と将来」と題する研修会を湯河原で開き、今後のこの分野の発展を期した。
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