研究課題/領域番号 |
04254217
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研究種目 |
重点領域研究
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 福山大学 |
研究代表者 |
藤田 泰太郎 福山大学, 工学部, 教授 (40115506)
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研究分担者 |
吉田 健一 福山大学, 工学部, 助手 (20230732)
三輪 泰彦 福山大学, 工学部, 助手 (00219833)
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研究期間 (年度) |
1990 – 1992
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研究課題ステータス |
完了 (1992年度)
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配分額 *注記 |
1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
1992年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
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キーワード | 枯草薗 / リプレッサー / オペロン / 遺伝子発現 / グルコン酸 / 異化 / DNA結合 / ドメイン |
研究概要 |
GntR蛋白の機能構造を明らかにするために主として次の2つの解析方法で研究した。1つは、分子遺伝学的な方法でのGntR蛋白の機能構造の解析であり、もう一つの方法は、Oregon Health Sciences UniversityのBrennen博士との共同研究であるGntRの結晶化とそのX線解析である。 分子遺伝学的方法でGntR蛋白の機能ドメインの解析では、前年度に4種のDNA結合能に影響する点変異の同定に成功している。Leu-43変異はGntRのDNAへの結合能を完全に欠失させ、他の点変異(Thr-66,Lys-74とGln-75)は、DNA結合能を野生型に比して低下させた。これらの変異はすべてGntRファミリーの保存領域に存在する事が明らかになった。さらにエフェクターであるグルコン酸の結合ドメインを同定するため、レポーターであるクロラムフェニコール耐性をグルコン酸で誘導可能とした系で、ヒドロキシルアミン処理により多数の誘導不能GntR変異を得た。これらの変異GntR蛋白質遺伝子の塩基配列を決定し、2種類の点変異(Ile-209とLeu-230)とC末端から23アミノ酸の欠失変異の同定した。これらの変異はすべてGntRファミリーの非保存領域にあたるC末端側に存在するので、この領域にGntRファミリーの制御蛋白質のエフエクターとの結合ドメインが存在すると考えられるた。 Brennan博士との共同研究のGntR蛋白の結晶化では、最近PEG溶液からかなリ大型の結晶(約100-クロン)が得られたが、さらにX線解析に耐える結晶を得るベく努力している。
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