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好熱菌シトクロムオキシダーゼの分子構築とプロトン輸送共役機構

研究課題

研究課題/領域番号 04266217
研究種目

重点領域研究

配分区分補助金
研究機関九州工業大学

研究代表者

曽根 のぶ史  九州工業大学, 情報工学部, 教授 (20049034)

研究分担者 野口 俊介  九州工業大学, 情報工学部, 助手 (30222194)
坂本 順司  九州工業大学, 情報工学部, 助教授 (80175364)
研究期間 (年度) 1992
研究課題ステータス 完了 (1992年度)
配分額 *注記
1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
1992年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
キーワードシトクロムオキシダーゼ / 好熱性バシラス / 呼吸鎖 / ヘムロ / Bacillus stearother mophilus / プロトンポンプ / 細胞エネルギー / 遺伝子
研究概要

1。バシラス属好熱菌PS3のシトクロムオキシダーゼオペロン遺伝子を大腸菌と枯草菌のシャトルベクターpHP13に組み込んで、枯草菌で発現しようとしたが形質転換体がとれなかった。マルチコピーでの過剰発現が宿主に死をもたらしているらしい。
2。微好気条件でバシラス属好熱菌PS3を培養しヘムAを減少させ、シトクロムオキシダーゼをcaa_3型からcao_3型に変換することができた。このオキシダーゼはプロトン輸送能を持つので、a_3ヘムのホルミル基はさほど重要な役割を果たしていないと思われる。またこの標品の共鳴ラマンスペクトルを測定しヘムと蛋白質との相互作用を論じた(投稿準備中)。
3。形質転換可能なバシラス属好熱菌K1041をニトロソグアニジンで処理しヘムAをかく変異株をえた(松本彰1993卒業論文)。現在、この株を相補できる遺伝子を単離している。
4。PS3のシトクロムオキシダーゼのサブユニットIIIやIVに抗生物質抵抗遺伝子を挿入して、ホモロガスリコンビネイション法によりサブユニットIIIやIVの欠落変異株をK1041株から作ろうとしたが、それを得ることはできなかった。しかしK1041株からシトロムオキシダーゼの遺伝子を得ることはできた(草野輝男1993卒業論文)ので、これをもちいて欠落変異株を得ようとしている。

報告書

(1件)
  • 1992 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] N.Sone,H.Tano,M.Ishizuka: "The cytochrome c Oxidase Genes in Thermophilic Cyanobacterium Synechococcus uvlcanus" Photoxynthesis Research. 35.

    • 関連する報告書
      1992 実績報告書
  • [文献書誌] 曽根 のぶ史,他51名: "生体酸化・薬物代謝" 東京化学同人, 127-136/432 (1992)

    • 関連する報告書
      1992 実績報告書
  • [文献書誌] 折井 豊,曽根,のぶ史: "タンパク質化学第4巻酸素・オキシドレダクターゼ" 広川書店, (1993)

    • 関連する報告書
      1992 実績報告書

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公開日: 1992-04-01   更新日: 2016-04-21  

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