研究分担者 |
田中 國介 京都府立大学, 農学部, 教授 (90027194)
杉山 達夫 名古屋大学, 農学部, 教授 (50023453)
浅田 浩二 京都大学, 食糧科学研究所, 教授 (50027182)
西村 幹夫 岡崎国立共同研究機構, 基礎生物学研究所, 教授 (80093061)
佐藤 公行 岡山大学, 理学部, 教授 (10032822)
和田 敬四郎 金沢大学, 理学部, 教授 (70028174)
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配分額 *注記 |
92,300千円 (直接経費: 92,300千円)
1996年度: 3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
1995年度: 23,100千円 (直接経費: 23,100千円)
1994年度: 25,100千円 (直接経費: 25,100千円)
1993年度: 21,100千円 (直接経費: 21,100千円)
1992年度: 20,000千円 (直接経費: 20,000千円)
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研究概要 |
光合成器官は,強光,高温,低温,乾燥などの過酷な環境下において損傷を被る。しかし,光合成生物は損傷を修復する機能を備えているため,光合成の効率をある程度のレベルに維持することが出来る。光合成生物は,また,環境に変化が生じた場合,新しい環境へ適応し,高い光合成の効率を保持し続けることができる。これまでの4年間(平成4-7年度)の重点領域研究により,光合成の環境耐性と環境適応に関与する遺伝子およびその関連遺伝子の同定と性質の解明が進み,また,これらの遺伝子の多種生物への導入と,作成した形質転換体を用いた環境耐性機構の解析が大きく進展した。本研究の目的は,この重点領域研究により得られた成果を総括してこの研究分野の将来を展望するとともに,約400編の論文(総説を含む)として発表された研究成果の取りまとめを行い,これを発刊して国内外の研究者に配布することにより,その成果を広く学会に周知させることにあった。 本年度は,上記の目的に従って準備を進め,(1)研究成果の総括を行うとともに,(2)発表論文の冊子500部を発刊して,これを国内外に配布し,(3)これらの成果のうちで特に際立ったものについて,総説として取りまとめて,これを欧文の単行本として発刊することを準備し(研究成果公開促進費による助成を申請),また,(4)同じく研究成果公開促進費による公開講演会(大学と科学)の申請を行った。
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