研究課題/領域番号 |
04299101
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研究種目 |
重点領域研究
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
原田 宏 筑波大学, 生物科学系, 教授 (90015991)
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研究分担者 |
鎌田 博 筑波大学, 遺伝子実験センター, 助教授 (00169608)
岡田 吉美 帝京大学, 理工学部, 教授 (30011703)
日向 康吉 東北大学, 農学部, 教授 (00005589)
木下 俊郎 北海道大学, 農学部, 教授 (10001421)
丸茂 晋吾 名古屋大学, 農学部, 教授 (30023394)
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研究期間 (年度) |
1992
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研究課題ステータス |
完了 (1992年度)
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配分額 *注記 |
3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
1992年度: 3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
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キーワード | 生殖機構 / 花芽分化 / 減数分裂 / 雄性不稔 / 自家不和合性 / 胚発生 / 外来遺伝子の伝達 |
研究概要 |
生物の持つ基本的な属性の一つである発生・分化の機構を解明するとともに、近い将来に予想される世界的な食糧不足を解決するためには、主たる食糧源である高等植物の生殖機構をめぐる諸問題を基礎・応用の両面にわたって総合的に研究することが重要である。この目的のために、平成元年度より3年間にわたって、重点領域研究「高等植物における生殖機構の細胞・分子生物学的解析」が策定され、研究活動が活発に展開された。すなわち、植物生理学、育種学、生物化学、遺伝子工学等の広い分野の研究者が参画し、5班(総括班を含む)の研究班により、生殖生長への転換から完熟種子の形成に至る一連の生殖機構について研究が行われ、大きな成果をあげてきた。これらの成果を有機的に結合し、さらに体系化することは極めて有意義と考えられた。そこで、本年度においては、研究成果とりまとめ班を構成し、これまでに得られた成果の統合、整理、体系化を行い、最終的にはその成果を印刷物として出版し、本重点領域研究で得られた成果を同じ研究分野の研究者はもとより、広く社会一般にも利用できるように図った。 まず研究班員14名は、原田を責任者として、重点領域研究「高等植物における生殖機構の細胞・分子生物学的解析」の全班員の研究データの集積、本分野における他研究者の研究情報の収集、収集した情報の対比、統合等を行い、本重点領域研究の当該分野において果たした役割についても検討を加えた。次に、研究代表者原田およびそれを補佐する数名により、成果のとりまとめを行い、科学研究費公開促進費によって、本(開花・結実の分子機構,289ページ,秀潤社)の出版を行った。また、班員間の情報交換のためにPRMレター(16号)を発行し、全班員の成果リストを作製した。
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