研究課題/領域番号 |
04299102
|
研究種目 |
重点領域研究
|
配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
釜江 常好 東京大学, 理学部, 教授 (90011618)
|
研究分担者 |
千葉 順成 高エネルギー物理学研究所, 助教授 (50126124)
野本 憲一 東京大学, 理学部, 助教授 (90110676)
槙野 文命 宇宙科学研究所, 教授 (60022589)
西村 純 神奈川大学, 工学部, 教授 (40013619)
|
研究期間 (年度) |
1992
|
研究課題ステータス |
完了 (1992年度)
|
配分額 *注記 |
3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
1992年度: 3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
|
キーワード | 超新星残骸 / 核ガンマ天体物理学 |
研究概要 |
重点領域「超新星残骸からの硬X線・ガンマ線研究」は、10数テーマのもとに活発な活動を3年間にわたり行なってきた。その中で超新星爆発時の原子核・素粒子反応・電磁流体力学的不安定性の発達・ガンマ線X線発生のXカニズムなどが観測面と理論面から突き合わされ、精度の高い現象論が確立したと言える。ここでこれらの成果をしっかりと取りまとめることは、今後予想される観測面での核ガンマ天体物理学の誕生、また理論面ではスーパーコンピューターなどを駆使した数値天文学の誕生への重要な基礎づけとなる。また本領域以外の、例えば宇宙科学研究所を中心とした「ぎんが」衛星を使ったX線天文学の研究、赤外域における観測とその解析、重点領域「素粒子的宇宙像」で取り上げられた緒テーマとの関連性も大きい。さらに本年度は、打ち上げられたAsTro-Dや、計画立案中のDUET計画との関連も大切になった。 これらの本領域内外の理論的・実験的研究間の密接な交流をはかった。総括班会議を2回、小さな研究会を2回、さらに全領域が参加する大会議を3月9、10日に開催し、広い分野から約50の報告がなされた。すでに出版された論文を集め、成果報告書の作成を進めた。
|