研究課題/領域番号 |
04301042
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研究種目 |
総合研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
日本史
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研究機関 | 京都産業大学 |
研究代表者 |
所 功 京都産業大学, 法学部, 教授 (10087728)
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研究分担者 |
関口 力 古代学協会, 古代学研究所, 講師 (30216527)
朧谷 寿 同志社女子大学, 学芸学部, 教授 (30072713)
竹居 明男 同志社大学, 文学部, 教授 (80131291)
川北 靖之 京都産業大学, 法学部, 教授 (70131274)
井上 満郎 京都産業大学, 教養部, 教授 (80068824)
細谷 勘資 大阪青山短期大学, 国文学科, 専任講師 (40249389)
木本 好信 山形県立米沢女子短期大学, 日本史学科, 助教授 (00175308)
森田 悌 金沢大学, 教育学部, 教授 (00019332)
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研究期間 (年度) |
1992 – 1993
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研究課題ステータス |
完了 (1993年度)
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配分額 *注記 |
4,100千円 (直接経費: 4,100千円)
1993年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
1992年度: 2,600千円 (直接経費: 2,600千円)
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キーワード | 国書逸文 / 和田英松博士 / 日本古代文献 / 逸書 / 逸文 / 和田英松 / 逸書(敬逸書) |
研究概要 |
私共は、和田英松博士の遺著『国書逸文』に関する研究を十数年前から続けてきた。それらをふまえて、研究の集大成と再点検を必要とする段階を迎えた。そこで、平成4年度と5年度の両年にわたり、文部省科研費を受領して、代表者を中心に二十余名の共同研究者および十余名の研究協力者が、課題を達成するため熱心に取り組んだ。 すなわち、初年度も次年度も、日本古代の逸書逸文について、(1)まず各自で収集した関係資料を、京都(同志社大学)と東京(学士会館)における月例会に持ち寄って検討し、(2)ついで7月(関東)と12月(関西)に東西合同の研究会を開き、『国書逸文』既収の逸文の校訂と未収の新出逸文の問題点などを総合的に検討し、(3)さらに研究成果を近い将来公刊するため各人提出の原稿を京都で十数回にわたり検討してきた。 その結果、(1)半世紀前に刊行された原本『国書逸文』に散見する誤植や引用範囲の誤認箇所などを逸書ごとに指摘した。(2)同上に採録済みの逸書に関する確実な逸文(取意文も含む)および参考資料を、既刊書のみならず諸写本などからも収集した。(3)同上に未採録の逸書についても、今回の共同研究者の専門ごとに古代史・中古文学・漢文学に関する逸文を数多く収集した。(4)叙上のような基礎研究を通じて得た逸文を集成し検討することによって、逸書の原形を推定したり新見解を導き出しえたものも少なくない。 なお、本研究の必要上、各人の作成した既刊資料の引用書索引原稿が二十数種類あり、それは今後の逸文研究にも役立つので、整理して将来公刊したいと考えている。
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