研究課題/領域番号 |
04301063
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研究種目 |
総合研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
民事法学
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
東海林 邦彦 北海道大学, 法学部, 教授 (00004151)
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研究分担者 |
品川 信良 弘前大学, 名誉教授 (20003345)
加藤 久雄 慶応義塾大学, 法学部, 教授 (90051713)
甲斐 克則 広島大学, 法学部, 教授 (80233641)
山田 卓生 横浜国立大学, 経済学部, 教授 (00055170)
五十嵐 清 札幌大学, 法学部, 教授 (00000646)
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研究期間 (年度) |
1992 – 1993
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研究課題ステータス |
完了 (1993年度)
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配分額 *注記 |
14,000千円 (直接経費: 14,000千円)
1993年度: 6,400千円 (直接経費: 6,400千円)
1992年度: 7,600千円 (直接経費: 7,600千円)
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キーワード | 人為的生殖医療 / 人工受精 / 体外授精 / 代理母 / 選択出産 / 胚保護 / 医事法 / 生命倫理 / 体外受精 / 生殖医療 / 人工授精 |
研究概要 |
1.研究分担者全体による数回の研究会ないしインフォーマルな意見交換・討議などを通じて、本問題をめぐる理論的ないし実際的論点が浮彫りにされ、在るべき政策論的方向性が一定程度明らかにされた。その成果の一端は別紙研究報告書の各論文に反映されるとともに、とくに下記「勧告案」に十分反映・集約されたように思われる。2.しかし本研究の最大の成果といえるものは、別紙研究報告書所収の「勧告案」であり、ワーキンググループを組織して調査・検討を重ね、数回の特別研究会と全体研究会を通じて昨年暮ようやく最終案の成立にこぎつけることができた。この間研究分担者以外の法学者、医師ないし医学関係者、弁護士、フェミニスト・グループ、社会学者等広く各界の方々から、研究会、アンケート調査等の形で広く意見の聴取・交換をおこない、それを可及的に「勧告案」の作成にあたり参考とするように努めた。この「勧告案」はすでに専門医学関係学会でもとりあげられるとともに、法律関係専門雑誌にも近く若干のコメントを付して掲載の予定であり、今後各界に広く反響をよぶことが期待される。3.本問題をめぐる外国の研究動向・立法の動き等につき、文献・資料その他の情報収集につき一定の成果があった。とくに立法動向については、従来日本ではあまり紹介されていない諸国の法令につき収集・翻訳をすすめ、その一端を資料集に収めることができた。4.その他、多数の資料・情報の収集につき成果があったが、その一端は資料集に収集したところを参酌されたい。
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