研究課題/領域番号 |
04301066
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研究種目 |
総合研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
刑事法学
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研究機関 | 法政大学 |
研究代表者 |
堀内 捷三 法政大学, 法学部, 教授 (40061212)
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研究分担者 |
長沼 範良 金沢大学, 法学部, 教授 (40164454)
田中 開 法政大学, 法学部, 教授 (10188328)
島 伸一 北海学園大学, 法学部, 教授 (20145981)
井上 正仁 東京大学, 法学部, 教授 (30009831)
松尾 浩也 上智大学, 法学部, 教授 (10012262)
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研究期間 (年度) |
1992 – 1993
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研究課題ステータス |
完了 (1993年度)
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配分額 *注記 |
10,300千円 (直接経費: 10,300千円)
1993年度: 3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
1992年度: 6,800千円 (直接経費: 6,800千円)
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キーワード | 外国人犯罪 / 来日外国人 / 外国人事件 / 法廷通訳 / 外国人 / 訴訟費用 / 刑事手続 / 刑事司法 / 通訳 / 退去強制 |
研究概要 |
本研究の目的は、近年問題化しているいわゆる来日外国人犯罪につき、その実態、及び、公訴提起、裁判、刑の執行、入管法上の処分、の各段階における取扱いの現状と問題を明らかにするとともに、諸外国における状況との比較検討などの作業を通じて、わが国刑事司法のかかえる問題点を認識し、その変革の可能性を探ることにあった。 2年の研究期間において、つぎのような研究調査を実施し、成果を得た。 (1)実態面につき、法務省ほか関係諸機関の協力により、各種施設(那覇地裁、沖縄刑務所、米軍刑務所、大村入国者収容所、府中刑務所ほか)の見学と実務担当者のヒアリングを行った。 (2)法的側面につき、数回にわたり研究会を開き、研究分担者が個別テーマにつき報告を行い、討議する中で問題点を抽出し、検討を行った。 (3)このようにして得られた知見を踏まえて、総合的な検討をすべく、警察、検察、裁判実務家を招いた座談会を催し、さらに、入国管理担当の実務家を加えた座談会も開いた。座談会の成果は、研究分担者が執筆した研究論文とあわせて、公刊した。 (4)このほか、内外の関係文献・資料の収集・整理の作業を行った。 研究成果報告書(本体)においては、前述の公刊された、座談会内容、研究論文とあわせて、外国人犯罪関連の文献リストを掲載した。
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