研究分担者 |
笠原 皓司 京都大学, 総合人間学部, 教授 (70026748)
田辺 広城 大阪大学, 理学部, 教授 (70028083)
岩崎 敷久 京都大学, 理学部, 教授 (70027374)
梶谷 邦彦 筑波大学, 数学系, 教授 (00026262)
上見 練太郎 北海道大学, 理学部, 教授 (10000845)
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研究概要 |
微分方程式の総合的研究 研究集会 田辺広城教授(総合研究A「微分方程式の総合手研究」,課題番号03302008,の研究代表者)が主宰し、当方からも約190万円の参加旅費を補助して、東京電機大学工学部において12月21,22の両日行なわれた。この集会には約150名の研究者が全国から参加し,偏微分方程式の講演4,常微分方程式論の講演3,両分野にまたがる講演7,質疑応答および研究情報の交換が行なわれた。 偏微分方程式仙台研究集会 1月30日から2月1日まで本学において行なった。この集会には本学周辺、東京,関西および四国地方から約40名の研究者が参加し、次の9つの講演があった。 堀畑和弘(本学理学部)退化した汎函数の最小解の部分的正則性, 杉本充(大阪大学教養部)退化位相函数をもつ振動積分の評価とその応用, 土居伸一(京都大学理学部)シュレーディンガー型方程式の初期値問題, 溝畑茂(大阪電気通信大学)熱伝導方程式に対する特異境界値問題, 押目頼昌(同志社大学工学部)定係数3×3双曲系の分類, 柳重則(愛媛大学理学部)非エントロピー的1次的粘性流体の時間大域解, 柳沢卓(奈良女子大学理学部)非圧縮性流体に対するオイラー方程式の解の接続, 浅倉史興(追手門大学経済学部)単一衝撃波の漸波の漸近安定性, 山田義雄(早稲田大学理工学部)準線型拡散方程式系の大域解, 話題は広範囲に亘り、質疑応答と研究情報の交換も活発で集会は大成功を収めた。 上記のほかに,上見,岩崎両分担者が札幌,西大津で開いた小規模な研究集会への参加旅費を補助した。
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