| 研究課題/領域番号 |
04302063
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| 研究種目 |
総合研究(A)
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| 配分区分 | 補助金 |
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| 研究分野 |
原子力学
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| 研究機関 | 名古屋大学 |
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研究代表者 |
桐谷 道雄 名古屋大学, 工学部, 教授 (70033826)
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| 研究分担者 |
岡田 亜紀良 北海道大学, 工学部, 助教授 (40001341)
木下 智見 九州大学, 工学部, 教授 (50037917)
下村 義治 広島大学, 工学部, 教授 (40033831)
吉田 直亮 九州大学, 応用力学研究所, 教授 (00127317)
義家 敏正 京都大学, 原子炉実験所, 教授 (20124844)
平田 光兒 大阪大学, 教養部, 教授 (00029638)
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| 研究期間 (年度) |
1992 – 1994
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| 研究課題ステータス |
完了 (1994年度)
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| 配分額 *注記 |
13,900千円 (直接経費: 13,900千円)
1994年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1993年度: 6,400千円 (直接経費: 6,400千円)
1992年度: 5,500千円 (直接経費: 5,500千円)
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| キーワード | 中性子照射 / 核融合中性子 / 核分裂中性子 / 原子炉照射 / 核分裂-核融合相関 / 照射損傷 / 核融合炉材料 / カスケード損傷 / 核分裂-格融合相関 / 核融合炉 / 核融合中性子照射 / 照射相関 / 電子照射 / イオン照射 / 核分裂一核融合相関 |
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| 研究概要 |
(1)材料試験炉JMTRを用いて、必要な全ての温度に関して温度制御照射を完了し、核融合中性子源RTNS-IIによる照射の結果との対応が可能となった。また、原子炉運転中に、二つの温度間を交互に往復する交番温度変動照射おとび原子炉の運転中に試料を部分的に順次照射場外へ移送する多分割照射を実行した。(2)超高圧電子顕微鏡での電子照射による中性子照射誘起構造欠陥の挙動から、RTNS-II核融合中性子、JMTR原子炉中性子およびLASREF高エネルギー中性子によって照射された各種試料の全ての欠陥の種類の同定を完了した。(3)巨大なカスケード衝突のシミュレーションを多数実行し、試料の種類や照射温度による欠陥構造の多様性の原因が明らかにした。(4)サブカスケード化に関しては核融合中性子による初期反跳エネルギーの全域についての計算を行い、RTNS-IIの実験結果を再構築することができた。(5)照射による欠陥の発生およびその後の拡散反応が無秩序であることがカスケード損傷構造発達に大きな影響を与えていることを立証した。(6)微小格子間原子集合体の容易運動の詳細が明らかとなり、今まで未解決であった極めて少ない格子間原子集合体の発生数や中性子照射損傷構造の結晶学的異方性の原因がこの容易運動にあることが判明した。(7)カスケード衝突によって発生する原子空孔と格子間原子に地域的広がりの差があることに起因するCLIB効果の材料による差、カスケードサイズによる差、最終のボイドスウェリングに対する貢献度等の解析を行った。(8)核融合および核分裂中性子照射にイオン照射の結果を総合することにより、損傷構造蓄積モードの系統的な描像が明らかになった。(9)高低二つの温度間を往復する交番温度変動照射において、低温側でカスケード衝突から発生した高密度の微細な点欠陥集合体の高温側で蒸発反応が大きく関与していることが判明した。
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