| 研究課題/領域番号 |
04303009
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| 研究種目 |
総合研究(A)
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| 配分区分 | 補助金 |
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| 研究分野 |
化学系薬学
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| 研究機関 | 東京大学 |
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研究代表者 |
中嶋 暉躬 東京大学, 薬学部, 名誉教授 (50012597)
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| 研究分担者 |
野原 稔弘 熊本大学, 薬学部, 教授 (30037600)
吉田 隆志 岡山大学, 薬学部, 教授 (20025696)
津田 喜典 金沢大学, 薬学部, 教授 (40077508)
村越 勇 千葉大学, 薬学部, 教授 (30009162)
上野 明 静岡県立大学, 薬学部, 教授 (30046247)
荻原 幸夫 名古屋市立大学, 薬学部, 教授 (70080166)
田端 守 (田端 好) 京都大学, 薬学部, 教授 (60025682)
奥田 拓男 岡山大学, 薬学部, 教授 (90025677)
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| 研究期間 (年度) |
1992 – 1994
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| 研究課題ステータス |
完了 (1994年度)
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| 配分額 *注記 |
22,300千円 (直接経費: 22,300千円)
1994年度: 5,700千円 (直接経費: 5,700千円)
1993年度: 6,400千円 (直接経費: 6,400千円)
1992年度: 10,200千円 (直接経費: 10,200千円)
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| キーワード | 漢薬資源 / 品質評価 / 栽培 / 組織培養 / 生物活性 / 繁殖 / 分類 / RFLP / 漢薬資源植物 / 培養 / 成分 |
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| 研究概要 |
1.オウレン:(1)寒冷地試作条件下の7年生株におけるベルベリン含量の定量(吉田)(2)ウスギオウレンの分布調査とアルカロイド含量の比較(米田)
2.オケラ:(1)ホソバオケラ、サドオケラに精油成分による3種のケモタイプの存在を証明、中国からの導入経緯を解明(神田)(2)オオバナオケラ毛状根のアトラクチロン生産における光照射・カルシウムイオンの関与(池永)(3)オケラ組織培養による苗状原基誘導条件の確立(中野)(4)オケラ3種に適した繁殖法・選抜法の確立(鈴木)
3.カンゾウ:(1)養液栽培における成分変動要因の解析、基原植物の遺伝子解析(村越)(2)G.inflataのクローン植物・毛状根におけるグリチルリチン・リコカルコンの生産(海老塚)(3)カンゾウ殺線虫成分リコフラボノールの定量(津田)(4)カンゾウのラジカル除去成分としてグリチクマリンの単離同定(吉田)
4.コガネバナ:(1)カルス培養におけるフラボノイド生産と成長の負相関要因の解析(上野)(2)寒冷地試作条件下の2年生根中のフラボノイドの定量(吉田)
5.ミシマサイコ:(1)生薬由来DNAのPCRによる増幅・RFLP分析(水上)(2)各種摘花栽培によるサイコサポニン含量への影響(野原)(3)養液栽培における成分変動要因の解析(村越)
6.トリカブト:(1)クローン植物におけるアルカロイド成分の均質性の確認、栽培温度特性の解明(正山)(2)附子50%メタノールエキスによるT細胞依存性免疫抑制効果の発見
7.トウキ:(1)オオブカ系、ホッカイ系および中国(東北)産植物のDNAおよびIsozyme分析による類縁関係の解明(米田)(2)自生地の立地および植生調査による精油高含量系統の選抜(田中)
8.シソ:休眠非要求性遺伝子型の選抜・交配による固定化に成功(本多)
など多くの成果を挙げたが、圃場における栽培試験に関しては夏期の異常干ばつ気象による影響が大きく、計画を一部変更せざるを得ないケース、また結果の評価が困難なケースが生じた。このような点に付いてはさらに継続して検討する必要がある。平成7年1月27日にはこれらの成果の1部をシンポジウムの形で公開し、約100名の一般参加者との間で有意義な議論が交換され、この種の研究の今後の方向性についても多くの示唆を受けた。
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