研究課題/領域番号 |
04304004
|
研究種目 |
総合研究(A)
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
植物生理学
|
研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
桑原 朋彦 筑波大学, 生物科学系, 講師 (80153435)
|
研究分担者 |
篠崎 一雄 理化学研究所, ライフサイエンス筑波研究センター, 主任研究員 (20124216)
佐藤 公行 岡山大学, 理学部, 教授 (10032822)
中川 弘毅 千葉大学, 園芸学部, 教授 (70009330)
西村 いくこ 基礎生物学研究所, 助手 (00241232)
南川 隆雄 東京都立大学, 理学部, 教授 (30087001)
田中 歩 京都大学, 理学部, 助手 (10197402)
|
研究期間 (年度) |
1992 – 1994
|
研究課題ステータス |
完了 (1994年度)
|
配分額 *注記 |
18,000千円 (直接経費: 18,000千円)
1994年度: 4,000千円 (直接経費: 4,000千円)
1993年度: 6,000千円 (直接経費: 6,000千円)
1992年度: 8,000千円 (直接経費: 8,000千円)
|
キーワード | 植物プロテアーゼ / 細胞内プロテアーゼ / プロセシング / タンパク質種特異的タンパク質分解 / 量化調節 / 廃棄物処理システム / 分子認識 / 翻訳後調節 / 量比調節 / 翻訳後制御 / 時期特異的発現 / 部位特異的発現 / 細胞内マクロ経済学 |
研究概要 |
成長期のプロテアーゼ:液胞プロセシング酵素(西村)および発芽種子子葉のシステインプロテアーゼ(南川)について、不活性型プレプロ前駆体から活性型成熟体へのプロセシングと細胞内輸送の過程を明らかにした。光捕集クロロフィルタンパク質複合体形成時に、ラジカル発生の原因となる遊離のクロロフィルを防ぐための、アポタンパク質の過剰生産-余剰分解の「保険機構」を明らかにした(田中)。 成熟期のプロテアーゼ:光化学系IIの反応中心D1タンパク質について、C末端プロセシング酵素の認識部位を解析し同酵素をクローニング(佐藤)、その光分解をin vivoで観察する系をらん藻で構築(池内)し、分解が光化学反応時に必然的に生じるヒドロキシルラジカルによることを明らかにした(徳富)。酸素発生系の23-kDaタンパク質について、局所的かつ可逆的なコンフォメーション変化とチラコイド膜結合プロテイナーゼに対する感受性の関係を明らかにした(桑原)。ストロマのエンドペプチダーゼをクローニングした(清田)。N末端のみが異なる2種類のFNRの生理的機能と昜分解特性の関係を調べた(新)。植物で初めて26Sプロテアソームを精製し立体構造を明らかにした(中川)。植物にはカルパインは検出されないが、プロテアソームやD-アミノ酸分解酵素は検出されることを示した(鈴木)。 老化期のプロテアーゼ:道管形成時の細胞死に関わるプロテアーゼをクローニングした(福田)。乾燥(老化類似)ストレスに時に発現するシステインプロテアーゼ遺伝子の発現調節機構を調べた(篠崎)。植物の自然老化時におけるRubiscoの分解を解析した(前)。
|