研究課題/領域番号 |
04304016
|
研究種目 |
総合研究(A)
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
土壤・肥料
|
研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
久馬 一剛 京都大学, 農学部, 教授 (80027581)
|
研究分担者 |
三枝 正彦 東北大学, 農学部, 教授 (10005655)
岡崎 正規 東京農工大学, 農学部, 助教授 (00092479)
小崎 隆 京都大学, 農学部, 助教授 (00144345)
米林 甲陽 京都府立大学, 農学部, 教授 (00046492)
松本 聰 東京大学, 農学部, 教授 (20032295)
長友 由隆 宮崎大学, 農学部, 助教授 (80040856)
|
研究期間 (年度) |
1992 – 1993
|
研究課題ステータス |
完了 (1993年度)
|
配分額 *注記 |
7,000千円 (直接経費: 7,000千円)
1993年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1992年度: 5,000千円 (直接経費: 5,000千円)
|
キーワード | 土壌教育 / 地球環境 / 環境保全 / 土壌分類 / 土壌調査法 / 土地資源 / 土壌調査 / 土地資原 |
研究概要 |
〈ビデオ撮影法の標準化〉 特に土壌断面・土壌層位の撮影法について検討し、研究分担者間におけるビデオ画質の均質化を図るための標準的撮影手法を確立した。 〈代表的土壌断面および農業形態の収録と土壌分析〉 北海道地区では泥炭土壌と重粘地土壌、東北地区では黒ボク土壌、関東地区ではローム質畑土壌、水田土壌、褐色森林土壌、東海近畿地区では赤黄色土壌と干拓地土壌、中四国地域では砂丘土壌などの代表的土壌断面とその周辺で行われている農業形態を撮影し、それらの地点から採取した土壌試料について物理性、化学性、粘土鉱物組成に関する分析を行った。 〈土壌調査法および土壌断面標本作成法の収録〉 土壌図作成のための航空写真判読法、土壌断面観察法・記載法、現地踏査法を取りまとめた「土壌調査法」および代表的土壌断面を保存するための土壌標本(モノリス)作成法を収録した。 〈世界で見られる代表的環境問題の事例の収録〉 我が国およびヨーロッパ諸国における酸性雨、東南アジアにおける農地開発に伴う森林破壊と熱帯泥炭の変化、中国内陸乾燥地における過耕作、過放牧による土壌侵食、不適切な灌漑による土壌の塩性化などの砂漠化現象について、その実態、原因、影響評価、対策の事例を収録した。 〈解説書の作成と教育用ビデオのためのマスターテープの整備〉 上述の各部分について、分析データなどを含めた解説書を作成するとともに、収録した映像を利用して教育用ビデオ(大学学部一般教育用、大学院専門教育用、土壌調査解説用、環境教育用など)として取りまとめられるよう、それぞれのマスターテープを整備した。
|