研究課題/領域番号 |
04305006
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研究種目 |
総合研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
広領域
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研究機関 | 北陸先端科学技術大学院大学 (1993) 電気通信大学 (1992) |
研究代表者 |
辻本 和雄 北陸先端科学技術大学院大学, 材料科学研究科, 教授 (50017414)
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研究分担者 |
渡辺 正勝 岡崎国立共同研究機構, 基礎生物学研究所, 助教授 (40124226)
加藤 哲也 京都大学, 理学部, 助教授 (30025308)
高橋 哲郎 (高橋 哲朗) 北陸先端科学技術大学院大学, 材料科学研究科, 助教授 (90133769)
川井 浩史 神戸大学, 理学部, 助教授 (30161269)
伊藤 允好 神戸女子薬科大学, 薬学部, 教授 (20068331)
三室 守 岡崎国立共同研究機構, 基礎生物学研究所, 助手 (40142004)
中村 省吾 富山大学, 理学部, 助教授 (60134996)
横浜 康継 筑波大学, 生物科学系, 教授 (50015583)
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研究期間 (年度) |
1992 – 1993
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研究課題ステータス |
完了 (1993年度)
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配分額 *注記 |
8,200千円 (直接経費: 8,200千円)
1993年度: 4,000千円 (直接経費: 4,000千円)
1992年度: 4,200千円 (直接経費: 4,200千円)
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キーワード | カロテノイド / 光感覚 / 走光性 / 藻類 / クラミドモナス / 眼点 / エコロジー / クロロフィル / 光走性 / シグナル伝達物質 |
研究概要 |
研究の成果は、以下のキーワードでまとめることができる。 1.カロテノイド 藻類カロテノイドの分析を行い、オオハネモにはα-カロテンでほとんど構成されることを明らかにした。フコキサンチンなどのカロテノイドとクロロフィルとの間のエネルギー移動についてアナログ合成、蛋白質の単離、蛍光寿命の測定などを行い、両物質の相互作用を明らかにした。 2.藻類の運動性と関与する物質 藻類の光情報伝達物質がcAMPであることをあきらかにした。藻類の走光性に関与する光感受性物質としてフラビン類を、クリプト藻の走光性に新しい物質が関与していることを提唱した。クラミドモナスの光受容物質にアナログを用い、開発した運動解析装置を使って光異性化の中心部分の置換基が重要であることを示した。 3.眼点の構造と走光性発現 青色光によってクラミドモナスの性発現制御されること、クラミドモナスの眼点の観察に偏光顕微鏡が有力な手段となることを明らかにした。また、光驚動性に窒素源が重要であるという発見をした。 4.緑藻の生育とその色素 深所性緑藻の色素とクロロフィルbが関係していることを化合物単離によって明らかにした。
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