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関連研究組織のネットワークと中心機関の在り方に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 04306012
配分区分補助金
研究機関(財)癌研究会

研究代表者

菅野 晴夫  (財)癌研究会, 癌研究所, 名誉所長 (10085615)

研究分担者 今野 雅裕  埼玉大学, 大学院政策科学研究所, 助教授 (50241922)
山本 眞一  筑波大学, 教育学系, 助教授 (10220469)
市川 〓信  国立環境研究所, 所長 (60016714)
石井 米雄  上智大学, アジア文化研究所, 教授 (70027580)
松野 太郎  東京大学, 気候システム研究センター, センター長 (40037172)
井口 洋夫  岡崎国立共同研究機構, 機構長 (00100826)
研究期間 (年度) 1992 – 1993
研究課題ステータス 完了 (1993年度)
キーワードネットワーク / 中心組織
研究概要

本研究においては,【.encircled1.】関連研究組織のネットワーク形成の意義,【.encircled2.】ネットワークを形成することが望ましい分野,【.encircled3.】ネットワークと中心機関の関係,【.encircled4.】ネットワーク・中心機関の役割,【.encircled5.】ネットワーク・中心機関の整備に必要な仕組み等について調査研究を行うことを目的としている。
平成5年度においては,平成4年度に引き続き,化学,地球環境,東洋学の3研究分野を取り上げワーキンググループを設け,有効な関連研究組織ネットワーク及び中心機関の役割等について具体的検討を行った。いずれの研究分野においても,当該研究分野における情報の交流,共同研究の推進及び人的流動性を促進する上からもネットワークの形成は必要であり,また,ネットワークが有効に機能するためには中心機関の果たす役割が重要であるという認識では一致しているところである。
また,これらの各ワーキンググループにおける検討結果を踏まえて,ネットワーク形成の意義,形態,効果及び具体的施策例等について検討を行い,各ワーキンググループにおける報告書と併せて,研究成果報告書の取りまとめを行った。
この報告書における主な点は以下のとおり。
1.現状及び問題点
大学,研究所における研究体制の整備には新たな柔軟かつ多様な方策の導入が必要とされてるとともに,学術研究の国際化,情報の交流の観点からも,関連研究組織の有機的な連携によるネットワークの構築が必要。
2.ネットワークの形成に当たっての基本的考え方
ネットワークの形成により,学術研究の動向や国際共同研究に効率的に対処するのみならず,研究の高度化・多様化・大型化に対しても柔軟に対処することが可能となるとともに,卓越した研究拠点(COE)の形成にも資するものであり,その形態は研究分野の状況によって多様なものが考えられる。また,ネットワークの形成により,継続的な研究の推進,人材養成,資料・研究設備の効率的利用,情報の共有・蓄積・発信,共同研究の推進等を図る上で効果がある。
3.ネットワークの形成に必要な具体的施策例
1)ネットワークの形成に必要な具体的施策例
【.encircled1.】中枢的機関の整備
【.encircled2.】プロジェクトに必要な資源の整備
【.encircled3.】共通的基盤設備等の整備
【.encircled4.】情報の相互利用,有効利用の促進
【.encircled5.】記述支援職員の研修の促進
【.encircled6.】流動部門,客員部門の充実等人事の流動化の促進
【.encircled7.】大学院教育の充実等人材養成の促進
【.encircled8.】公開シンポジウムの開催等研究成果の学界・社会等への還元
2)基盤整備のための新しい方策の導入
【.encircled1.】リサーチ・アソシエイト,リサーチ・アシスタント制度等新しい人材活用方策の導入
【.encircled2.】研究組織の弾力化・高度化への対応
【.encircled3.】外国人研究者等の招へい経費の措置
3)研究支援体制
【.encircled1.】流動的人事システムに円滑に対処できる実験等スペースの確保
【.encircled2.】分野共通研究機器センター等の有効活用
【.encircled3.】研究支援組織
【.encircled4.】資料の有効活用
4)ネットワークの評価方法
5)外国人研究者の招へいの促進のための環境整備

報告書

(1件)
  • 1993 実績報告書

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公開日: 1995-03-23   更新日: 2016-04-21  

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