研究課題/領域番号 |
04351003
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研究種目 |
総合研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
国語学
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研究機関 | 広島女子大学 |
研究代表者 |
今石 元久 広島女子大学, 文学部, 教授 (80093574)
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研究分担者 |
吉田 則夫 岡山大学, 教育学部, 教授 (50033519)
佐藤 亮一 フェリス女学院大学, 文学部, 教授 (00000406)
桐谷 滋 東京大学, 医学部, 教授 (90010032)
江川 清 国立国語研究所, 部長 (30000425)
井上 史雄 東京外国語大学, 教授 (40011332)
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研究期間 (年度) |
1992
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研究課題ステータス |
完了 (1992年度)
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配分額 *注記 |
2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
1992年度: 2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
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キーワード | 国際化 / 情報化 / 日本語教育 / 言語習得 / 帰国子女 / 日本語習得システム / 日本語教育用データベース / 日本語社会の実態 |
研究概要 |
標記のテーマで研究会合をたび重ねた。その成果としては、平成5年2月18日、文部省国際学術局に科学研究費補助金「重点領域研究」平成6年度発足重点領域申請書「国際化社における日本語習得の実態とその教育方策に関する総合的研究」を提出した。その申請領域研究に関する概要は、つぎの通りである。 本領域研究は、「(1)国際化時代における新「日本語学」の樹立を理念とし新時代に必要な研究を拓くこと。(2)国際化の進行している新しい日本語社会を総分的に把握すること。(3)同時に、国際化に貢献する新方策を打ち出すこと。」をめざして、次の6テーマに分け、3年の期間、6つの計画研究班と公募による班とで年次計画にしたがっておこなう。 【A.日本語社会の実態】(1)文化接触・言語接触の実態に関する調査研究(2)多重言語と日本語教育に関する調査研究【B.日本語習得の実態】(3)日本語教育における学習活動が日本語習得に及ぼす効果の実態に関する調査研究(4)帰国子女・外国人子弟等の日本語習得の実態に関する調査研究【C.情報処理技術の応用】(5)日本語習得支援システムの開発研究(6)日本語教育用音声データベースの研究 さらに、各研究班(研究代表者)と関連分野の学識経験者からなる総括班を設け、研究者が互いに有機的な関連性を保ちつつ、それぞれの研究が円滑に進行できるように調節をはかり、もって研究の実をあげる そのほか、研究分担者及び研究協力者を中心にした最近の研究を集め、日本語社会の実態に関するもの、言語習得、日本語教育に関するものなどに分けて刊行し、諸研究機関等に配布した。また、言語習得研究会を発足させ、活発な研究発表等を行った。
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