研究課題/領域番号 |
04351011
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研究種目 |
総合研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
教科教育学
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
能田 伸彦 筑波大学, 教育学系, 教授 (80020121)
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研究分担者 |
飯島 康之 愛知教育大学, 教育学部, 助教授 (30202815)
清水 克彦 国立教育研究所, 教育指導, 研究員 (00192609)
磯田 正美 北海道教育大学, 岩見沢分校, 助教授 (70212967)
橋本 是浩 大阪教育大学, 教育学部, 助教授 (00030479)
清水 静海 筑波大学, 教育学系, 助教授 (20115661)
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研究期間 (年度) |
1992
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研究課題ステータス |
完了 (1992年度)
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配分額 *注記 |
2,400千円 (直接経費: 2,400千円)
1992年度: 2,400千円 (直接経費: 2,400千円)
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キーワード | 日米共同研究 / 数学教育 / 数と計算 / 幾何教育 / 教員養成 |
研究概要 |
当研究では、2つの研究を行った。その1つは、日米双方が新たに数学教育カリキュラム開発で重視している幾何(図形)教育においてファンヒーレレベルでの発達課題を研究対象として、異文化的社会の中で実施した。他方は、ナンバーセンスを見積もりとの関連で高次な数学的思考力の育成を図る研究を行った。2との研究では両国の子どもの発達をベースにカリキュラムとの関連で分析し、考察した。 日米数学教育の観点から研究を計画し、国内の広し地域で調査を行った。まず、幾何教育では、一昨年から研究に取り組み、米国のハワイ大学のナンシー教授と再々会ったり、ファックスの交換で研究を進め、大阪、名古屋そして札幌で授業と調査をするとともに、それを分析し、米国のハワイ州で行った研究と調節を図った。そして、申請者達は昨年の6月玉川学園大学で開催された『第5回日米教員養成に関する会議』(JUSTEC)に参加し、研究成果の発表を行った。さらに、その後の研究成果については、今年の7月筑波大学で開催される『第17回数学教育心理国際会議』(PME)で発表する予定である。 次に、ナンバーセンスと見積もりの研究では、高次な数学的思考力の育成を図る研究の一部は、米国のNCTMで印刷され、その後の研究はデータと情報の交換を米国と行っている。現在、実態調査の数と計算に関しての関心・意欲・態度に関する面接データは、分析を行い、統計的な処理をし、質的な面から考察を行っているところである。 日米の共同研究の実施状況は、1991年からJSPSとNSFからも資金援助を受け、昨年中に米国の研究が多数来日し、幾何教育及び数と計算に関して日本双方で話し合いを行い、さらに、研究協力者のほとんどが、今回の国際会議に参加し、研究を推進しているところである。
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