研究課題/領域番号 |
04352029
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研究種目 |
総合研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
金属材料
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
増本 健 東北大学, 金属材料研究所, 教授 (20005854)
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研究分担者 |
早稲田 嘉夫 東北大学, 素材工学研究所, 教授 (00006058)
井上 明久 東北大学, 金属材料研究所, 教授 (10108566)
橋本 功二 東北大学, 金属材料研究所, 教授 (70005859)
藤森 啓安 東北大学, 金属材料研究所, 教授 (60005866)
鈴木 謙爾 東北大学, 金属材料研究所, 教授 (10005861)
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研究期間 (年度) |
1992
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研究課題ステータス |
完了 (1992年度)
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配分額 *注記 |
1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
1992年度: 1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
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キーワード | アモルファス合金 / 準結晶 / 近似結晶 / 非平衡結晶相 / 液体急冷 / 気相凝縮 / 固相反応 / メカニカルアロイング |
研究概要 |
本年度は、1993年8月に仙台で開催される第8回超急冷・非平衡相材料に関する国際会議の準備時期として最も重要であり、本総合Bの予算を利用して、2回の国際会議の準備会議を行った。第1回目の会議は、1993年10月3日富山大学で開催し、国際会議のこれまでの準備状況を確認するとともに、招へい研究者の最終決定を行った。また、第2回目の国際会議の案内状の内容の打ち合せならびに配布時期について議論した。第2回目の会議は、1992年11月29日、30日の両日、宮崎県のサンルート蔵王ホテルにて、超急冷および非平衡相材料の最近のトピックスについて討論を重ね、来年の国際会議における最重要成果の動向を調査した。この会議において、最近のトピックスとして紹介された内容は、(1)超急冷、気相凝縮法およびメカニカルアロイング法によるアモルファス相、非平衡結晶相および金属人工格子の生成およびそれらの構造、組織、特性、(2)準結晶と近似結晶の生成、構造、性質、および(3)超急冷法で作成したアモルファス合金および非平衡相結晶合金の特性と応用の3分野に大別される。それぞれの分野において、世界の先駆けとなる重要なデータが日本で得られつつあることが確認できたことは、来年度の国際会議の中心的なトピックスを決める上で大変有意義であった。また、この29、30日の会議では第2回国際会議の最終内容を討論し合うとともに、1993年2月締切のアブストラクトの取扱い、審査方法およびプログラムの決定方法などについて話合い、進行順を決定した。さらに、本総合Bの予算を使用して、3月上旬には、最先端な成果が得られつつある状況について再度検討の機会をもった。このように、総合Bの予算を使用することにより、第8回超急冷および非平衡相材料の国際会議の準備を順調に進めることが出来ていると思っており、本年第8回の国際会議を成功裡に終えることができるものと信じている。
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