研究課題/領域番号 |
04353007
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研究種目 |
総合研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
工業物理化学・複合材料
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
御園生 誠 東京大学, 工学部, 教授 (20011059)
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研究分担者 |
菊地 英一 早稲田大学, 理工学部, 教授 (90063734)
荒井 弘通 九州大学, 総合理工, 教授 (10011024)
岩本 正和 北海道大学, 触媒化学研究センター, 教授 (10108342)
服部 忠 名古屋大学, 工学部, 助教授 (50023172)
奥原 敏夫 東京大学, 工学部, 助教授 (40133095)
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研究期間 (年度) |
1992
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研究課題ステータス |
完了 (1992年度)
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配分額 *注記 |
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1992年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
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キーワード | 極限条件 / 環境触媒 / 触媒設計 / 原子レベル設計 / 機能複合 / 耐環境性 / 反応工学 / 触媒反応 |
研究概要 |
本研究ではトップレベルにある我が国の環境触媒研究を生かし、「極限条件下」に機能するための触媒要件とその設計の可能性を基礎触媒化学から反応工学にいたる広い視点から解明し、世界を先導す植る「環境触媒」設計コンセプトを構築するための具体的な研究計画を企画策定することを目的とした。 研究計画を具体化するため、共通基盤的アプローチおよび環境触媒の具体的課題からのアプローチを行なう2つのグループを組織し、分担調査、結果の統合・整理を重ね研究を進めた。全体会議において各担当分野の報告に対し、討論、課題の抽出を行ない、クローズアップされた問題についてはさらに様々な研究会で検討を重ねた。最終的に幹事会で最重要課題を選定し、研究計画の策定を行なった。 本研究で主に検討した内容は、「環境触媒の特徴と課題」、「次世代脱硝、脱硫触媒」、「個体触媒の分子設計」、「新素材の可能性調査」、「実用化のための材料化学的、反応工学的課題」、「固体表面の原子レベル設計」、「触媒成分・機能多元化の効果と原理」などである。これらの議論の中から環境触媒設計に共通する課題として(1)原子レベル設計表面の反応化学、(2)機能複合による高機能化の原理、(3)超耐環境性触媒材料の化学、(4)極限環境下の触媒反応工学、(5)環境触媒反応を選定し、今後の組織的な研究計画の基本研究項目とした。本研究で、策定された研究計画については地球・地域環境の維持向上のため、早急かつ組織的に推進すべきであるとの忍識に立ち、「極限環境下の触媒化学」として科学研究費補助金「重点領域研究」平成6年度発足受点領域に申請を行なった。
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