研究分担者 |
山本 雅英 京都大学, 工学部, 教授 (40025961)
清水 剛夫 京都大学, 工学部, 教授 (10025893)
松浦 輝男 龍谷大学, 理工学部, 教授 (90025809)
閑 春夫 群馬大学, 工学部, 教授 (40008454)
吉原 経太郎 分子科学研究所, 教授 (40087507)
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研究概要 |
本研究は「分子フオトニクス」という新しい視点から,低分子および高分子を含めた光機能分子材料の開発と分子素子実現のため,基礎研究を通じて具体的提示を行うことを目的としている。研究討論,情報交換のための組織づくりを行い,近い修来重点領域研究へ発展させるべく有機的な研究推進体制を築きあげるのも重要な目的の一つである。 上記の目的に沿って,本研究の企画調査を効果的に実施するため,以下の3つの研究組織を編成した。1)光制御のための分子システムの設計,2)光応答分子システムの精密設計と制御,3)オプトエレクトロニクス,フオトニクスのための分子システムの設計。 各研究組織グループ内での情報交換と総括に基づき,12月4日,5日の両日のわたり,全班員集合のもとで「光機能分子の開発と分子フォトニクスへの展開」に関する公開シンポジウムを開催した。班員以外にも多数の参加者を得て,活溌な質疑応答が行われた。 シンポジウムおよび総合討論の結果に基づき,具体的損進課題のとりまとめを行った。その結果,より中の広い光化学の分野を取り込んだ課題で次年度以後に重点研究を申請することが確認され,その具体的プロセスについて討議を行った。
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