研究課題/領域番号 |
04353015
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研究種目 |
総合研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
長 哲郎 東北大学, 薬学部, 教授 (10010753)
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研究分担者 |
宇根山 健治 岡山子学, 工学部, 教授 (00033150)
松岡 英明 東京農工大学, 工学部, 教授 (10143653)
内本 喜一朗 京都大学, 工学部, 教授 (90025958)
鳥居 滋 岡山大学, 工学部, 教授 (70032927)
野中 勉 東京工業大学, 総合理工学研究科, 教授 (00016528)
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研究期間 (年度) |
1992
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研究課題ステータス |
完了 (1992年度)
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キーワード | 有機電気化学 / 電子移動反応場 / 電極界面 / 超活性反応種 / メディエーター反応 / 錯体電子移動系 / 電子移動過程 / 生物化学 |
研究概要 |
1.本研究課題が平成5年度開始の重点領域研究の研究領域として選定されたので、重点領域研究申請書の作成にあたり協力した研究者を中心として本総合研究(B)を組織した。電子移動反応場としての電極界面の設計と制御、超活性反応種の創成、メディエーター反応の展開、錯体電子移動系の展開の4研究項目、さらにこれらを総括した有機電気化学の新展開の研究領域に関し、改めて企画調査を行い、平成5年度研究計画調書作成および領域研究開始に向けて準備することを目的とした。 2.日本化学会秋季年会時(新潟)及び10月9〜10日東北大学薬学部において、平成5年度開始の重点領域研究の総括班を含む計画研究の組織について取りまとめるとともに、各研究計画調書の内容に関して検討確認した。ついで本研究組織全員は各自の役割分担に従い、平成4年2月以降の研究動向を調査し、その結果を本年2月14日の企画検討会(東京)で討議した。上述の4研究項目に関して国内の研究活動は活発であり、かつ触媒化学、分析化学、高分子化学、材料化学、生物化学などの諸分野において有機電気化学の諸手法は広く取り入れられており、化学の諸分野との学際領域の色彩が強いことを確認した。特に錯体電子移動系では有機電気化学と錯体化学との電子移動過程における類似性と相異性を議論し、本研究項目を重点領域研究に加えたことの妥当性を認識した。また、予定する計画研究に含まれない重要研究題目に関して、各自が調査結果を発表し討論した。なお、3月3日の重点領域研究審査会(本総合研究から4名、学識経験者4名)で申請のあった計画調書を審査し、採択研究を決定した。
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