研究課題/領域番号 |
04354001
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研究種目 |
総合研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
生態学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
広瀬 忠樹 東北大学, 理学部, 教授 (90092311)
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研究分担者 |
大島 康行 早稲田大学, 人間科学部, 教授 (40063250)
川那部 浩哉 京都大学, 理学部, 教授 (60025286)
小野 勇一 九州大学, 理学部, 教授 (60037166)
大沢 雅彦 千葉大学, 理学部, 教授 (80092477)
加藤 栄 東京大学, 理学部, 教授 (50011515)
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研究期間 (年度) |
1992
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研究課題ステータス |
完了 (1992年度)
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配分額 *注記 |
2,800千円 (直接経費: 2,800千円)
1992年度: 2,800千円 (直接経費: 2,800千円)
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キーワード | 地球変化 / 陸域生態系 / 現状分析 / IGBP / GCTE / 生態系自律機能 / 国際協同研究 / 生態学 |
研究概要 |
近年の地球規模の環境変化を背景に地球圏・生物圏国際協同研究(IGBP)が1990年から10年計画で発足した。GCTE(地球変化と陸域生態系)はIGBPのコアプロジェクトのひとつであり、気候・大気組成・土地利用の変化が陸域生態系に与える影響を予測すること、およびそれが地球の気候システムにフィードバックする機構を明らかにすることを目的にしている。本総合研究(B)により、現在わが国において実施されているGCTE関連の研究を調査しその組織化を行った。1992年4月に発行されたGCTE研究計画(IGBP Report No.21)を増刷することによりその周知を図った。またGCTE研究計画にもとづき、研究計画「モンスーンアジア陸域生態系における地球変化のインパクト(略称TEMA)」(Global Change Impacts on Terrestrial Ecosystems in Monsoon Asia)を策定した。TEMAは1992年12月にGCTEのSSC(Scientific Steering Committee)によりGCTEコアリサーチとして採択された。コアリサーチはGCTEの目的に合致し、大規模かつ総合的で国際的視野にたった研究と定義されており、今後GCTE研究の中核を構成することになる。 TEMA研究の推進のため、1993年4月の日本生態学会大学(松江)のおりシンポジウム「モンスーンアジア陸域生態系における地球変化のインパクト」を、1993年9月に国際シンポジウム「Global Change Impacts on Terrestrial Ecosystems in Monsoon Asia」を開催する準備を行った。 平成6年度発足重点領域「生態系自律機能:気候変化のもとでの生態系の崩壊と存続のメカニズム」の申請のための調査研究を行った。
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