研究課題/領域番号 |
04354026
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研究種目 |
総合研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
生体物性学
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研究機関 | 横浜市立大学 |
研究代表者 |
西村 善文 横浜市立大学, 大学院総合理学研究科, 教授 (70107390)
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研究分担者 |
横山 茂之 東京大学, 理学部, 教授 (00159229)
今川 正良 大阪大学, 薬学部, 助教授 (20136823)
神藤 平三郎 東京薬科大学, 薬学部, 助教授 (80138966)
水野 猛 名古屋大学, 農学部, 教授 (10174038)
京極 好正 大阪大学, 蛋白質研究所, 教授 (90012632)
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研究期間 (年度) |
1992
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研究課題ステータス |
完了 (1992年度)
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配分額 *注記 |
2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
1992年度: 2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
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キーワード | タンパク質 / 立体構造 / NMR / X線結晶解析 / がン遺伝子産物 / Myb / DNA結合ドメイン / DNA |
研究概要 |
1,核内原がん遺伝子産物MybのDNA結合ドメインは3個のリピート構造からなり、N末から順にR1,R2,R3と呼ばれている。各リピートの立体構造と機能に関して以下の事がわかった。 (1)R1の立体構造をNMRにより解析し、R3と類似した立体構造で、同じく3個のヘリックスからなっていた。保存性の高い3個のトリプトファンは他の脂肪族アミノ酸とともに疎水性コアを形成していたが、ヒスチジンは関与していなかった。 (2)R2とR3の両方を含をR23,DNA結合ドメイン全体のR123のNMRの解析からR3単独の立体構造はR23やR123中に保存されていた。 (3)特異的なDNAとの相互作用の結果、DNAとの特異的な結合にはR23が必須であることがわかった。 (4)DNAの一連の変異実験から、特異的な配列としてAACXGX(C/T/A)配列が同定できた。またDNA側のデリーションの実験と組み合わせることにより、R3がAAC配列をR2がGX(C/T/A)配列を認識していることが示された。 (5)MybのDNA結合ドメインとDNAの複合体の結晶化を行った。 2.Ga14とIRF2の高次構造をNMRにより求めた。 3.タンパク質高次構造に関する調査・研究を行った結果、「タンパク質の高次構造に基づくシグナル認識機構の解明」のための重点領域研究を、本総合研究班員を中心として組織すべきであるということになり、平成6年度発足重点領域申請を行った。
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