研究課題
総合研究(B)
本総合研究Bは、平成5年度より発足を予定している重点領域研究「情報転換因子としてのGTP結合蛋白質」の準備として、総括班と計画班の班員予定者の間の打ち合わせ等、準備活動を目的とする。平成4年10月29-30日に岐阜に主な研究者が集って研究体制について最後的な決定を行った。次いで平成5年1月25日(月)13:30より東京大学山上会館を会場に公開シンポジウムを開催した。プログラムは次の通り、1.血小板活性化因子とG蛋白質共役型受容体(清水孝雄ー東大医)2.G蛋白質によるCa^<2+>チャネルの調節(河西春郎ー東大医)3.低分子量GTP結合蛋白質の活性制御機構と作用機構(貝淵弘三ー神戸大医)4.低分子量G蛋白質rhoと細胞接着(成宮周ー京大医)5.分裂酵母におけるGTP結合蛋白質の分子遺伝子的解析(山本正幸ー東大理)公開シンポジウム修了後、同会館内会議室ど計画班員予定者全員で班会議を開いた。3月9日(火)に教育会館会議室で、重点領域研究公募計画調書の審査を行う。応募件数(A01)43件、(A02)35件である。審査委員は橘正道千葉大(医)教授(幹事)、栗原堅三北大(薬)教授、遠藤政夫山形大(医)教授、宇井理生東大(薬)教授、堅田利明東工大(生命理工)教授、野沢義則岐阜大(医)教授である。以上により平成5年度重点領域の準備は万端整った。