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形態形成の制御機構をめぐる研究動向の調査

研究課題

研究課題/領域番号 04354029
研究種目

総合研究(B)

配分区分補助金
研究機関名古屋大学

研究代表者

藤澤 肇  名古屋大学, 理学部, 教授 (60079689)

研究分担者 井出 宏之  東北大学, 理学部, 助教授 (70022704)
江口 吾朗  岡崎国立共同研究機構, 基礎生物学研究所, 教授 (80022581)
山名 清隆  九州大学, 理学部, 教授 (20037162)
岡田 益吉  筑波大学, 生物科学系, 教授 (60015534)
浅島 誠  横浜市立大学, 文理学部, 教授 (00090564)
研究期間 (年度) 1992
研究課題ステータス 完了 (1992年度)
キーワード個体発生 / 形態形成 / 細胞分化 / 細胞認識 / 細胞接着 / 細胞成長因子 / ホメオテック遺伝子 / 遺伝子発見
研究概要

さまざまな視点から発生研究を行ってきている12名の研究者により、多細胞高次形態の形成機構に関わる国内・国外の研究動向を精細に調査し、わが国におけるこの分野の研究基盤の調査とともに、このような研究を実行する重点領域研究組織を組むことの意義と可能性を検討した。
1.国内・国外の研究動向の調査
生殖細胞系列の分離、割球の分化のスペクトルの決定、体軸の決定、中胚葉誘導など発生初期の形態形成現象を制御する細胞質因子、細胞成長因子とその受容体、ならびにこれらの因子によって駆動されるホメオティック遺伝子群、細胞分化制御遺伝子群の検索と機能解明が、国際的にも、発生研究の最も主要な研究課題であることが明白となった。また、四肢や悩・神経系など高次な形態を持つ器官の形成と再生の機構を、細胞間の液性シグナル分子、細胞認識・接着分子、ならびに、器官の三次元的なパターンを規定とするホメオティック遺伝子群の相互連関のもとに総合的に解析する研究が、国際的にも、進行しつつあることが明らかとなった。
2.多細胞形態形成の分子機構を解明するための研究計画の立案と研究体制の確立
上に逆べた多細胞高次形態の形成機構をめぐる新たな研究のかなりの分部がわが国の研究者の手によってなされてきている。とりわけ、胚誘導を制御する分子機構、器官の形成と再生を制御する分子機構についてのわが国の研究は世界をリードしているものと判断された。また、この領域に関連して、国内で多くの萌芽的研究も生まれてきており、わが国におけるこの領域の研究基盤が十分にあるとの結論を得た。そこで、具体的な研究計画を立案し、研究組織を確立した。

報告書

(1件)
  • 1992 実績報告書

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公開日: 1994-03-23   更新日: 2016-04-21  

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