研究課題/領域番号 |
04354033
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研究種目 |
総合研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
勝木 元也 九州大学, 生体防御医学研究所, 教授 (20051732)
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研究分担者 |
中辻 憲夫 国立遺伝学研究所, 教授 (80237312)
近藤 寿人 名古屋大学, 理学部, 教授 (70127083)
井川 洋二 東京医科歯科大学, 医学部, 教授 (40085618)
山村 研一 熊本大学, 医学部, 教授 (90115197)
関口 睦夫 九州大学, 生体防医学研究所, 教授 (00037342)
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研究期間 (年度) |
1992
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研究課題ステータス |
完了 (1992年度)
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キーワード | 標的遺伝子組換え / 標的組換え / マウスゲノム / ヒト疾患モデル / ゼブラフィッシュ / ニワトリ / 遺伝子欠損マウス |
研究概要 |
本研究は平成5年度から始まる重点領域研究(1)「標的遺伝子組換えによる生体機能の研究」(略称:標的組換え)の準備のために設けられた。 重点領域研究(1)は、先端的先導的に推進すべきテーマを、本邦の専門分野の研究者の総力を結集して遂行することが要請されている。そこで、本年度は、来年度重点研究に予定されている計画班員を集め班会議を行い、研究の現状と計画について討論した。また、中核となる班員間で個別に研究打ち合わせと、研究の現場の訪問を行い実体の把握につとめた。 以上の結果、以下の重点推進目標をたてることとした。 第1は、標的組換えを行える施設を重点的に確立する。 第2は、日本で独自に開発されたシステムあるいは細胞株などを重点的に班員間共通の技術として普及をはかる。 第3は、マウスゲノムの解析を重点的に行い、ゲノムの機能の個体レベルでの解析法を確立する。 第4は、マウス以外のゼブラフィッシュやニワトリなどについても、若い研究者を加えて推進し、新しい知識を導入する。 第5は、ヒト疾患モデルとなるような遺伝子欠損マウス系統を作成する。 第6は、以上のことを実現するために3つの班(総括班を含む)を設定し、計画班員にはユニークで独創的な研究を大胆に遂行してもらえるよう、研究費の傾斜配分を評価に応じて行うことなどである。 研究の実績については、それぞれの班員および来年度重点領域研究の計画班員の報告をまとめ、論文集として報告をまとめた。
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