研究課題/領域番号 |
04402039
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研究種目 |
一般研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
基礎・土質工学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
石原 研而 東京大学, 工学部, 教授 (10010662)
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研究分担者 |
吉田 喜忠 東京電機大学, 理工学部, 講師 (60010815)
原田 健二 東京大学, 工学部, 助手 (00238180)
東畑 郁生 東京大学, 工学部, 助教授 (20155500)
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研究期間 (年度) |
1992
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研究課題ステータス |
完了 (1992年度)
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配分額 *注記 |
10,300千円 (直接経費: 10,300千円)
1992年度: 10,300千円 (直接経費: 10,300千円)
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キーワード | 液状化 / 砂質土 / 残留強度 / 流動破壊 |
研究概要 |
数種のシルト質砂に対して、ひずみ制御の非排水三軸試験を実施し、大きく変形した状態における残留強度S_<us>と初期圧密応力σ'_οの関係を求めた。その結果、多くの土に対してS_<us>(/)σ'_οによって残留強度比を定義するとその値は、0.08〜0.20になることが判明した。更に、この残留強度比は室内試験におけるサンプルの作成方法によって異なることから、違った環境のもとで堆積する際に形成される構造(Fabric)に依存していると考えられる。しかし、このFabricの影響も、その土の塑性指数が増加するに伴って次第に減少してくる事が示された。 シルト質砂については、準定常状態を規定する間隙比と有効拘束圧の関係(QSSLと呼ぶ)を数種の土について求め、これから定まる残留強度と標準貫入試験によるN-値の関係を明らかにした。この場合同一の残留強度を与える間隙比がFabricに依存して複数個存在するため、残留強度とN-値の関係は一対一に対応しないことが示された。 そこで、N-値が与えられたときの強度の最小値を定める下限の境界線を提案した。これに基づいて強度を推定すれば最も安全側の評価になるが、実用上も大きな困難を判わないことが示された。 モデル地盤でのフローの再現についてはいくつかの実験を行った結果、シルト分を10%含む豊浦砂をWet tamping方式で箱の中に堆積した後、飽和させ衝撃を加えると静的状態でフローが発生しうる事が確認された。
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