研究課題/領域番号 |
04451002
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研究種目 |
一般研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
中国哲学
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
伊東 倫厚 北海道大学, 文学部, 教授 (80012459)
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研究分担者 |
〓 和順 (ゆはず 和順) 名古屋大学, 文学部, 助手 (80210590)
名畑 嘉則 北海道大学, 文学部, 助手 (30228077)
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研究期間 (年度) |
1992 – 1993
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研究課題ステータス |
完了 (1993年度)
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配分額 *注記 |
3,100千円 (直接経費: 3,100千円)
1993年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
1992年度: 2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
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キーワード | 清代 / 三礼 / 考証学 / 皮錫瑞 / 三礼通論 / 周礼 / 経学通論 |
研究概要 |
本年度は、平成4年度までの研究成果を継続して、(1)清代の三礼学関係の著書・論文(解題・序跋・随筆中の記事などを含む)の分類目録及び索引の作成、及び(2)皮錫瑞『三礼通論』訳注原稿の作成の作業を進行してきた。(1)に関しては、4年度の9月までに、清代の三礼学関係資料の蒐集・整理の作業、及び蒐集した資料から篇目を抜出して分類カード化する作業を終えていたため、本年度は、引続き、篇目カードをコンピュータ入力し、データベース化する作業を実施したが、時間的制約により、当初計画していた三礼学関係資料のうち、全体の約五分の一(計359点)に相当する「周礼の部」の入力、データベース化を完成したに止まった(研究成果報告書64〜95頁所載)。この作業に関しては、今後も引続き、「儀礼の部」「礼記の部」「三礼総義の部」等々の完成を目指すこととしたい。また、(2)に関しては、4年度末までに入力を終えることができなかった『三礼通論』第29条以降の正文の入力を進めると同時に、『稿本三礼通論訳注(上)』に訳出した部分以降の訳注原稿作成の作業を行った。正文入力については、本年度末までに、外字などを除いてほぼ入力作業を完了することができたが、訳注作成に関しては、予想を大幅に超える労力・時間を要したことも有り、当初計画の第17条から第34条までのうち、約半分に相当する部分の訳稿を完成したに止まった(『三礼通論訳注(中)』として研究成果報告書1〜63頁に掲載)。今後は、『三礼通論訳注(中)』の当初予定の条数を満たすべく訳注原稿作成に当るとともに、更に『三礼通論訳注(下)』の完成に鋭意取組みたい。なお、(1)の作業に関しては、主として名古屋大学の大学院生、(2)の作業に関しては、主として北海道大学の大学院生の協力を仰いだ。
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