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沖縄県における中学卒業生の進路分化に関する総合的研究

研究課題

研究課題/領域番号 04451056
研究種目

一般研究(B)

配分区分補助金
研究分野 教育学
研究機関琉球大学

研究代表者

芳澤 毅  琉球大学, 法文学部, 教授 (90044841)

研究分担者 田中 寛二  琉球大学, 法文学部, 講師 (40253942)
大膳 司  琉球大学, 法文学部, 助教授 (60188464)
井上 講四  琉球大学, 教育学部, 助教授 (50136024)
中村 完  琉球大学, 法文学部, 教授 (60044963)
福山 逸雄  沖縄県立芸術大学, 美術工芸学部, 助教授 (80208983)
研究期間 (年度) 1992 – 1993
研究課題ステータス 完了 (1993年度)
配分額 *注記
2,700千円 (直接経費: 2,700千円)
1993年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
1992年度: 1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
キーワード進路意識 / 中退意識 / 高校への満足度 / 学科のランキング / 人間関係 / 体験入学 / 入学説明会 / 進路指導 / 沖縄県 / 学習活動 / 高校進学 / 就職
研究概要

本年度の主な研究目的は、昨年度、中学校卒業後の進路意識についてアンケート調査した中学3年生が、中学校卒業後、実際にどのような進路を選択したのか、また、7月現在で、その選択した進路に対してどの程度適応しているか、を明らかにすることにあった。
そのために、平成5年7月の夏休みに入った直後に、昨年調査した同一生徒1268名を対象として、郵送法によつて「中学校卒業後の進路と生活状況について」のアンケート調査を実施した。有効回答者は696名で、回収率は54.9%であった。
その結果、明らかになったことは以下の4点である。
【.encircled1.】中学校卒業後、97.6%の生徒が高校に進学していた。
【.encircled2.】夏休みに入った7月下旬の時点で、4月に入学した高校に対して、9.7%の生徒が「不満である」と回答しており、20.8%の生徒が「高校をやめたいと思つたことがある(中退意識」と回答していた。
【.encircled3.】高校への満足度も低く、中退意識も高い生徒群は、入学した学科の種類(普通科/職業科)や学科のランキングに関係なくどの高校にもおり、その特徴は、第1希望の高校ではない高校へ進学、本人は受験前にすでに不満、母親もその高校に不満、授業内容の理解度も低い、ホームルーム担任との人間関係も良好ではない、ということであった。
【.encircled4.】7月下旬の時点で、高校の進路先を決定する時に参考にすべきだったと思うものをたずねたところ、2位に「体験入学」、5位に「入学説明会」が入っており、担任や母親の意見だけでなく、自分で受験高校の情報を事前に収集すべきであったと思っているようである。また、45.3%の生徒が、中学校の進路指導において「進路先の実態の情報を提供すること」を希望していた。

報告書

(2件)
  • 1993 実績報告書
  • 1992 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 大膳 司: "沖縄県における中学生の進路分化に関する研究" 沖縄教育研究. 1. 23-27 (1994)

    • 関連する報告書
      1993 実績報告書

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公開日: 1992-04-01   更新日: 2016-04-21  

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