研究課題/領域番号 |
04451090
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研究種目 |
一般研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
言語学・音声学
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研究機関 | 東京外国語大学 |
研究代表者 |
守野 庸雄 東京外国語大学, アジア・アフリカ言語文化研究所・文部教官 教授 (80014471)
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研究分担者 |
西尾 哲夫 東京外国語大学, アジア・アフリカ言語文化研究所, 文部教官 助手 (90221473)
松下 周二 東京外国語大学, アジア・アフリカ言語文化研究所, 文部教官 助教授 (20014475)
クリスチャン ダニエルス 東京外国語大学, アジア・アフリカ言語文化研究所, 文部教官 助教授 (30234553)
林 徹 東京外国語大学, アジア・アフリカ言語文化研究所, 文部教官 助教授 (20173015)
小田 淳一 東京外国語大学, アジア・アフリカ言語文化研究所, 文部教官 助教授 (10177230)
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研究期間 (年度) |
1992 – 1993
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研究課題ステータス |
完了 (1993年度)
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配分額 *注記 |
3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
1993年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
1992年度: 2,600千円 (直接経費: 2,600千円)
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キーワード | アジア・アフリカ諸地域 / 電子辞書 / マッキントッシュ / ハイパーテキスト / 非ローマ字 |
研究概要 |
平成4年度の研究をもとに、本年度は、ハウサ語資料、アラビア語資料、およびトルコ語方言資料を対象に、コンピュータによるデータ処理や表示・プレゼンテーションの技法、さらに、その分析への利用について研究を進めた。 まず、ハウサ語資料では、テキスト・データの表示を変え、より分析に利用しやすい形に加工する技法を検討した。その結果、基本的には通常のテキスト・データを用いながらも、データの配列・構成を変えることにより、これまでデータの上で明示的に示されていなかった語彙構造が、直接把握できるようになった。 次に、テキスト・データではあるが、現在コンピュータで扱うことが困難な非ローマン系アルファベットであるアラビア語資料の抱える諸問題を研究した。これまで、コンピュータにおけるアラビア語処理の問題は、ややもすると、アラビア文字をコンピュータ上で表示できればよしとする傾向があったが、本研究では、アラビア語資料のデータ・ベース化を視野に入れながら、コンピュータにおけるアラビア語処理の問題を検討しした。 最後に、トルコ語Bolu方言の調査データを用いて、方言の分布図を作成する方法を研究した。当初Macintosh上で動くHyperCardをプラットフォームとして、グラフィックやデータ・ベースのためのアプリケーションを統合する計画を立てたが、近日中にHyperCardがv2.2にバージョン・アップし、大幅に変更される可能性が生じたため、とりあえずアプリケーションの統合は行わず、それぞれを単体で用いて、方言分布図を作成し、言語地理学的研究に応用した。
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