研究課題/領域番号 |
04451113
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研究種目 |
一般研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
商学・経営学
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
小林 太三郎 早稲田大学, 商学部, 教授 (90063239)
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研究分担者 |
恩藏 直人 (恩蔵 直人) 早稲田大学, 商学部, 助教授 (70194652)
亀井 昭宏 早稲田大学, 商学部, 教授 (00063529)
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研究期間 (年度) |
1992 – 1993
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研究課題ステータス |
完了 (1993年度)
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配分額 *注記 |
1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
1993年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
1992年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
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キーワード | マーケティング・コミュニケーション / プロモーション / 効果測定 / セールス・プロモーション / 広告効果 / コミュニケーション戦略 / マーケティング / コミュニケーション / 広告 / 競争地位 |
研究概要 |
当初の研究計画に従って、我々は平成4年に本共同研究に着手した。まず、アメリカの既存研究を中心に文献の収集と整理を行った。そして、なぜマーケティング・コミュニケーションが、データ重視傾向、そして成果重視傾向にあるのかについてメンバー間で議論した。ここでの議論の成果は、本研究成果報告書の第1章にまとめられている。 次に、アメリカにおけるインテグレーティド・マーケティング・コミュニケーション(IMC)の枠組みと論理が整理された。このIMCは、マーケティング・コミュニケーションに対する考え方をドラスティックに変化させており、またコミュニケーション効果測定においても大きな影響を有している。成果報告書の中で詳細に論じられているオックスフォード大学のラリー・パ-シ-教授によるコミュニケーション効果の考え方やSTAS (Short Terms Advertising Strength)の論理などは、今回の共同研究によって初めて我が国において整理、紹介されたものである。これらの研究成果は、成果報告書の第2章から第4章で論じられている、 研究の最後では、代表的な企業へのヒアリングを通じて、コミュニケーション効果に関する質問票の作成を進めた。そして、「広告宣伝費」上位550社をピックアップし、平成5年の秋にアンケート調査による実査を行った。最終的に123票の有効サンプルを回収することができ、このデータに対して統計的な分析を施した。この調査では、マーケティング・コミュニケーションの中の特にセールス・プロモーションにウエイトが置かれているが、いくつかの興味深い結果が導かれている。これについては、成果報告書の第5章で論じられている。
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