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新形式物流システムの実現可能性とその社会的効果に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 04451115
研究種目

一般研究(B)

配分区分補助金
研究分野 交通工学・国土計画
研究機関東京大学

研究代表者

越 正毅  東京大学, 工学部, 教授 (70013109)

研究分担者 佐野 可寸志  東京大学, 工学部, 助手 (00215881)
家田 仁  東京大学, 工学部, 助教授 (90168089)
研究期間 (年度) 1992 – 1993
研究課題ステータス 完了 (1993年度)
配分額 *注記
3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
1993年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
1992年度: 2,700千円 (直接経費: 2,700千円)
キーワード物流 / 都市内物流 / 地下物流システム / 実現可能性検討 / 物流需要予測 / 貨物自動車選択モデル / 物流システム / 貨物流動モデル
研究概要

近年、産業構造の変化や利用者ニーズの多様化にともない、多頻度小口化や、JIT(Just In Time)輸送が増加している。そのため、貨物自動車の積載効率の低下と運行量の増加がみられ、慢性化している都市圏の道路混雑をさらに悪化させる一因となっている。また、労働者不足による輸送に従事する人々の労働環境の悪化や、人件費の増加や諸費用の上昇による輸送コストの増大、物流ターミナル施設用地の不足等の問題も無視する事ができなくなってきている.
そこで、これらの問題点を解決するために、大都市圏内における物流の現状と将来の輸送ニーズの動向を踏まえて、道路交通を代替し混雑緩和に寄与する地下空間を利用した新しい物流システムを提案する。本研究では、(1)物流企業・荷主企業に対するインタビュー調査や、都市圏物資流動調査のデータ分析による現状の物流の流動特性や課題の整理、(2)前記の調査をもとに、輸送頻度や流動ロットサイズ等の決定プロセスのモデル化や地下物流システムの持つべき機能の整理、(3)東京都区部を対象とし、物流ターミナルや路線を具体的に示した地下物流システムの提案、(4)品目別の需要予測に基づく新物流システムの便益評価という4ステップで検討を行った。なお、新物流システムの便益は、(1)一般道路の旅行速度上昇効果、(2)環境面の緩和効果、(3)トラック運転手の削減効果、(4)省エネルギー効果、(5)走行便益、(6)時間便益の各項目ごとに、その直接効果を定量的に計測した。

報告書

(3件)
  • 1993 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1992 実績報告書

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公開日: 1992-04-01   更新日: 2016-04-21  

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