研究課題/領域番号 |
04451139
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研究種目 |
一般研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
教科教育学
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研究機関 | 弘前大学 |
研究代表者 |
村山 正明 弘前大学, 教育学部, 助教授 (10174319)
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研究分担者 |
肥田野 豊 弘前大学, 教育学部, 助教授 (90133850)
盛 玲子 弘前大学, 教育学部, 教授 (00003294)
大高 明史 弘前大学, 教育学部, 講師 (20223844)
齋藤 捷一 (斎藤 捷一) 弘前大学, 教育学部, 教授 (10111999)
高梨 庸雄 弘前大学, 教育学部, 教授 (10113812)
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研究期間 (年度) |
1992 – 1993
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研究課題ステータス |
完了 (1993年度)
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配分額 *注記 |
4,300千円 (直接経費: 4,300千円)
1993年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
1992年度: 2,900千円 (直接経費: 2,900千円)
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キーワード | 環境教育 / 教材づくり / 津軽の自然 / 岩木山 / 岩木川 / 十二湖 / 自然災害 / 国際理解 / リンゴ |
研究概要 |
1.津軽の地質学的調査・研究を通して、環境及び生活・産業上の役割を異にする白神山地西麓の十二湖湖沼群内の河川と白神山地を水源とする岩木川とにおける底生動物の分布、津軽地域の主な産業を中心とした教材研究、及び津軽十二湖湖沼群の陸水生物学的調査・研究等から津軽の自然と環境のかかわりに関して考察を行い、その研究成果を11編の論文として公表した。 2.岩木川水系河川についてその水質汚濁の要因や因果関係を水質、水生生物及び流量の調査に基づいて分布し、水質汚濁と地域住民の環境保全に対する取り組み状況及び行政の環境保全対策との関連からいくつかの知見を得、そこから「生活と水環境」に関する教材づくりのあり方を考察した。 3.青森県津軽地域の自然災害に関する教材づくりを行うため、青森県庁、青森地方気象台及び弘前市役所などからデータを収集し、その中で特に平成3年9月に来襲した台風第19号をとりあげ、被害の状況、被害発生のメカニズム、地域住民の生活変化などを子どもの体験と関連づけることによって、自然災害を環境教育に結び付ける教材づくりの方法を考察した。 4.環境教育という概念を公害や環境破壊等の視点からだけでなく、自然、文化及び歴史を含む広義の環境を保全するための学習ととらえ、弘前市を中心とする津軽一円の自然、歴史及び文化を反映している建築、史跡、祭及び行事をVTRやスライドにおさめ、それらを英語教材に翻案しながら生徒の興味・関心を引き出せるよう中学校の教育過程に位置づけした。
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