研究課題/領域番号 |
04452012
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研究種目 |
一般研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
天文学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
内田 豊 (1993) 東京大学, 大学院・理学系研究科, 教授 (90012814)
常田 佐久 (1992) 東京大学, 理学部, 助教授 (50188603)
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研究期間 (年度) |
1992 – 1993
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研究課題ステータス |
完了 (1993年度)
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配分額 *注記 |
6,900千円 (直接経費: 6,900千円)
1993年度: 1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
1992年度: 5,000千円 (直接経費: 5,000千円)
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キーワード | X線 / 太陽 / 太陽フレア / 太陽コロナ / X線望遠鏡 / 磁気流体力学 / 磁力線再結合 / 粒子加速 / 「ようこう」衛星 / 磁気リコネクション / 太陽軟X線望遠鏡 / マイクロフレア / 「すうこう」 / コロナルホール / コロナ加熱 / 軟X線 |
研究概要 |
平成5-6年度にわたり、本研究費で「ようこう」軟X線望遠鏡による太陽フレアと太陽コロナの研究を行った。平成5年度には、主要設備としてワークステーション、平成6年度には、データ収容のための磁気ディスクを導入し、データ解析を強力に進めることができ成果を上げることができた。主な成果は、以下の通りである。(1)マクロフレアの発生頻度分布がべき型であり、マイクロフレアの集合がコロナを加熱している可能性を指摘した。(2)コロナルホールの温度が、静穏領域(活動領域を除く)とほぼ同じ温度にあることを発見した。(3)活動領域ループの解析から、スカイラブで得られていたスケーリング則が成立していることをより高い精度で確かめた。また、ループの長軸にそった温度勾配から、コロナ加熱がループの頂上付近で集中的におきている可能性を指摘した。
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