研究課題/領域番号 |
04452019
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研究種目 |
一般研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
核・宇宙線・素粒子
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
李 相茂 筑波大学, 物理学系, 助教授 (10175028)
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研究分担者 |
松瀬 丈浩 信州大学, 繊維学部, 助教授 (30027354)
溝田 武志 筑波大学, 物理学系, 助手 (20239263)
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研究期間 (年度) |
1992 – 1994
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研究課題ステータス |
完了 (1994年度)
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配分額 *注記 |
6,700千円 (直接経費: 6,700千円)
1994年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1993年度: 4,400千円 (直接経費: 4,400千円)
1992年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
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キーワード | 原子核 / クラスター / 分裂反応 / 核分裂遅延時間 / 核運動量 / フラーレン / 金属クラスター / 多価電荷大クラスター / 熱い核 / 分裂寿命 / コルトロンイオン源 / C_<60>クラスター / C_2放出 / 原子核の高励起状態 / 核分裂ダイナミックス / Pre-Scission evaporation / 3π phoswichカウンター / Plasma Desorption Mass Spectroscopy / ハートリー・フォック / 多次元トンネル現象 / 核の分裂過程 / 深部非弾性散乱 / 中重核 / Saddle-field Source / クラスター分裂過程 |
研究概要 |
原子核とクラスターを比べるときにその最大の違いの特徴は、原子核が一種類の同一の核物質で出来ているのに対してクラスターは構成元素により様々な異なる表面張力の液的物質であることである。我々は、今回の一連の研究で原子核分裂に対しては、核分裂に伴う分裂の遅延時間測定を精力的に行った。特に中重粒子領域に於いてこの核分裂遅延時間が核運動量に依存することを世界で始めて明らかにした。 クラスターはまずフラーレンに着目し、その崩壊過程が内部エネルギーの関数にどの様に定量的に依存するか明らかにした。また、今回の研究を通じて特筆すべきは、この研究が基礎となり金属クラスターの多価電荷大クラスター分裂反応の研究へと科研費重点領域に発展していることである。
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