| 研究課題/領域番号 |
04454106
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| 研究種目 |
一般研究(B)
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| 配分区分 | 補助金 |
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| 研究分野 |
畜産学
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| 研究機関 | 名古屋大学 |
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研究代表者 |
島田 清司 名古屋大学, 農学部, 教授 (40065579)
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| 研究分担者 |
齋藤 昇 (斎藤 昇) 名古屋大学, 農学部, 助手 (40211924)
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| 研究期間 (年度) |
1992 – 1994
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| 研究課題ステータス |
完了 (1994年度)
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| 配分額 *注記 |
4,700千円 (直接経費: 4,700千円)
1994年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
1993年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
1992年度: 2,400千円 (直接経費: 2,400千円)
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| キーワード | ニワトリ / 性ステロイド / 卵胞膜内細胞 / 卵胞膜外細胞 / 17αヒドロキシラーゼmRNA / アロマターゼmRNA / 顆粒膜細胞 / 卵胞成長 / 卵巣 / 17のヒドロキシラーゼmRNA / テストステロン / 卵胞膜細胞 / プロゲステロン / 遺伝子発現 / アロマターゼ |
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| 研究概要 |
産卵鶏における卵巣ステロイド合成が卵胞成長に伴ってどのように変化するか、ステロイドホルモンとステロイド合成酵素メッセンジャーリボ核酸(mRNA)の量を成長段階の卵胞膜ごとに定量し、組織特異的な合成酵素遺伝子発現が存在するかどうか、その調節がどのように行なわれているかを明らかにするために行った。15EA02:比較的規則的正しく産卵を繰り返す産卵鶏を用い、排卵前黄色大卵胞の内第4から第1卵胞を採取し、卵胞壁の顆粒膜層、卵胞膜内層、卵胞膜外層とに分離し、各組織のエストラジオール(E)、テストステロン(T)、プロゲステロン(P)含量、P450_<17>α hydroxylase(17α)mRNA、P450 arom atase(arom)mRNA量を測定した。卵胞成長に伴い、卵胞膜内・外層におけるE含量は減少した。顆粒膜層にはほとんど含まれなかった。T含量は卵胞膜内層でやや高く、次いで外層に含まれ、卵胞成長と共に減少した。P含量は、卵胞膜内・外層はほとんどみられなかったが、卵胞成長と共に増加した。P450_<17>αmRNA量は第4〜第3卵胞の卵胞膜内層で多く、第1卵胞では低かった。また、卵胞膜外層では極めて少量しか含まれていなかった。P450arom mRNA量は第4卵胞の卵胞膜内層で多く含まれているが、卵胞膜外層では成長と共に減少した。卵胞の成長に伴うことのような組織特異的、時期特異的遺伝子発現を明らかにするためin vitro条件下で卵胞膜組織を培養し、LH、forskolin、P及びTを投与し、各mRNA量を定量した結果、卵胞膜外細胞層は独自にLH効果やセカンドメッセンジャー(C-AMP)系を活用しているというよりは、他の卵胞膜に依存、さらに言及すればE産生のためにその前駆物質(かつP450 aromの基質)に依存しているのであろうと結論した。また、in situ hybrldization解析の結果、黄色小卵胞では、卵胞膜内細胞層にはP450_<17>α mRNAが、卵胞膜外細胞層にはP450arom mRNAの局在性が明らかとなった。
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