研究課題/領域番号 |
04454379
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研究種目 |
一般研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
整形外科学
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研究機関 | 京都府立医科大学 |
研究代表者 |
平澤 泰介 京都府立医科大学, 医学部, 教授 (40079851)
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研究分担者 |
高井 信朗 京都府立医科大学, 医学部, 助手 (10226730)
玉井 和夫 京都府立医科大学, 医学部, 講師 (80227256)
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研究期間 (年度) |
1992 – 1994
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研究課題ステータス |
完了 (1994年度)
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配分額 *注記 |
4,400千円 (直接経費: 4,400千円)
1994年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1993年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
1992年度: 3,300千円 (直接経費: 3,300千円)
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キーワード | 加齢 / 末梢神経 / 腕神経叢 / 非接触変位測定システム / 微細血管 / 血管鋳型標本 / 外血管系 / 内血管系 / アクリル樹脂注入法 / 微細血管鋳型標本 / 走査電子顕微鏡 / 神経束外血管系 / 神経束内血管系 / 牽引-損傷 |
研究概要 |
1.日本白色家兎を用い、幼若群(生後4-6カ月)、成熟群(36カ月未満)、高齢群の3群に分け、各々の坐骨神経を摘出して引張り試験を行い、各月齢における構造特性および機会特性を比較した。幼若群ではその構造特性のため易損傷性であるが、機会特性に関しては月齢による差を認めなかった。また各群いずれも6-8%の伸び率で、組織学的に軸索の波状構造は消失し直線化していた。 2.非接触変位測定システムと電気生理学的手法を用いて、腕神経叢の機能が低下するときの下神経幹に加わる荷重、応力、ひずみを求めた。その結果、腕神経叢の機能が低下するときの下神経幹に加わるひずみは約8.5%、荷重は約2.6N、応力は約1MPaであった。 3.成ニホンザルの上行大動脈よりカニューレを挿入し、Ohtaらの方法(1990)によりアクリル樹脂を注入し、樹脂硬化後5%NaOH溶液で軟組織を腐蝕した後、凍結乾燥を行い微細血管鋳型標本を作成し、実体顕微鏡で腕神経叢への血液供給動脈を観察した。さらに細部を検討する目的で、イオンスパッタリング法により金蒸着を行い、走査電子顕微鏡で腕神経叢の内・外血管系について観察を行った。腕神経叢の血管分布は、鎖骨の深層で特に粗であった。また腕神経叢の外血管系は非常に粗い網目形態を形成していたのに対し、内血管系の毛細血管は神経線維に沿って蛇行し、他の部位と比較して互いに多くの吻合を形成し叢状形態を呈していた。
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