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インドシアニングリーンおよびリドカインの薬物動態からみた肝機能評価法

研究課題

研究課題/領域番号 04454394
研究種目

一般研究(B)

配分区分補助金
研究分野 麻酔学
研究機関大阪市立大学

研究代表者

西 信一  大阪市立大学, 医学部, 講師 (20189244)

研究分担者 浅田 章  大阪市立大学, 医学部, 助教授 (00047367)
研究期間 (年度) 1992 – 1994
研究課題ステータス 完了 (1994年度)
配分額 *注記
3,200千円 (直接経費: 3,200千円)
1994年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
1993年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1992年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
キーワードインドシアニングリーン / 薬物動態学 / リドカイン代謝 / 肝機能評価 / ICG / リドカイン / 薬物動態解析 / 肝機能
研究概要

まず、肝切除周術期のICG体内動態の変化を検討し、術中より有意に低下したICGのクリアランスは術後24時間後に漸く改善する兆しが見られたことを報告した。(第18回日本集中治療医学会総会)更に、肝不全患者に対しても同様の検討を行い、非常に著明なICGクリアランスの低下を報告した。(第30回日本集中治療医学会近畿地方会)ついで、ICGクリアランスの変化を詳細に検討してクリアランスマップの有用性を認めた。(第37回日本麻酔学会関西地方会)また、ICGの門脈内投与とその体内動態解析が肝のICG固有クリアランスを知るうえで良い方法であると考えられた。(第12回日本臨床薬理学会総会)これらの研究に並行して、指先プローベを用いた血中ICG濃度の定量が非侵襲的に血中ICG濃度を知る良い方法であると報告した。(第12回日本臨床薬理学会総会、第19回日本集中治療医学会総会)更に、この指先プローベ法と高速液体クロマトグラフィー法によるICG血中濃度定量を比較して、指先プローベ法が充分に信頼できるICG定量法であると考えられた。(第13回日本臨床薬理学会総会)これらを踏まえて術中・術後の指先プローベ法の有用性をまとめた。("ICUとCCU"16巻、1197-1203、1992)
リドカインの代謝に関しては、代謝産物を定量することにより肝部分切除術によるリドカイン代謝の抑制を認めた。(第13回日本臨床薬理学会総会)また、プロスタグランディンE_1がリドカインの肝クリアランスを修飾することを報告した。(第14回日本臨床薬理学会総会)
これらの研究の間に門脈-下大静脈シャント症例およびICG排泄異常症例を経験し、薬物動態学的考察を加え報告した。(第13回麻酔薬代謝と臓器障害研究会、第15回日本麻酔・薬理学会総会)

報告書

(3件)
  • 1994 実績報告書
  • 1993 実績報告書
  • 1992 実績報告書
  • 研究成果

    (12件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (12件)

  • [文献書誌] 西 信一他: "ICGクリアランスメーター(RK-1000)を用いた手術室、ICUでのICG薬物動態解析の有用性" 臨床薬理. 23. 53-54 (1992)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書
  • [文献書誌] 浅田 章他: "肝部分切除術患者の門脈内に投与したインドシアニングリーンの薬物動態" 臨床薬理. 23. 55-56 (1992)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書
  • [文献書誌] 西 信一他: "ICGクリアランスメータを用いたICUでのICG薬物動態解析の有用性" ICUとCCU. 16. 1197-1203 (1992)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書
  • [文献書誌] 西 信一他: "ICG血中濃度定量における指先プローベ法と液体クロマトグラフィー法の比較" 臨床薬理. 24. 97-98 (1993)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書
  • [文献書誌] 西 信一他: "ICGクリアランスメーター(RK-1000)を用いた手術室ICUでのICG薬物動態解析の有用性" 臨床薬理. 23. 53-54 (1992)

    • 関連する報告書
      1993 実績報告書
  • [文献書誌] 浅田 章他: "肝部分切除術患者の門脈内に投与したインドシアニングリーンの薬物動態" 臨床薬理. 23. 55-56 (1992)

    • 関連する報告書
      1993 実績報告書
  • [文献書誌] 西 信一他: "ICGクリアランスメータを用いたICUでのICG薬物動態解析の有用性" ICUとCCU. 16. 1197-1203 (1992)

    • 関連する報告書
      1993 実績報告書
  • [文献書誌] 西 信一他: "ICG血中濃度定量における指先プローベ法と液体クロマトグラフィー法の比較" 臨床薬理. 24. 97-98 (1993)

    • 関連する報告書
      1993 実績報告書
  • [文献書誌] 浅田 章,西 信一,石原 創,新藤 光郎,鍛冶 有登,安部 順子,小田 裕,藤森 貢,久保 正二,広橋 一裕,木下 博明: "肝部分切除術患者の門脈内に投与したインドシアニングリーンの薬物動態" 臨床薬理. 23. 55-56 (1992)

    • 関連する報告書
      1992 実績報告書
  • [文献書誌] 西 信一,浅田 章,小田 裕,吉田 範子,田中 和夫,安部 順子,藤森 貢: "ICGクリアランスメータ(RK-1000)を用いた手術室・ICUでのICG薬物動態解析の有用性" 臨床薬理. 23. 53-54 (1992)

    • 関連する報告書
      1992 実績報告書
  • [文献書誌] 山本 勲,浅田 章,西 信一,小田 裕,安部 順子,藤森 貢: "ICGのモーメント解析を利用した門脈下大静脈シャント率の測定" 麻酔と蘇生(別冊). 28. 85-88 (1992)

    • 関連する報告書
      1992 実績報告書
  • [文献書誌] 西 信一,浅田 章,安部 順子,藤森 貢: "ICGクリアランスメータを用いたICUでのICG薬物動態解析の有用性" ICUとCCU. 16. 1197-1203 (1992)

    • 関連する報告書
      1992 実績報告書

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公開日: 1992-04-01   更新日: 2017-10-06  

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