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前立腺癌の分化度と男性ホルモン作用機構上の遺伝子発現の差に基づく悪性度診断

研究課題

研究課題/領域番号 04454407
研究種目

一般研究(B)

配分区分補助金
研究分野 泌尿器科学
研究機関横浜市立大学

研究代表者

穂坂 正彦  横浜市立大学, 医学部, 教授 (30106330)

研究分担者 木下 裕三  横浜市立大学, 医学部, 助教授 (00186298)
研究期間 (年度) 1992 – 1994
研究課題ステータス 完了 (1994年度)
配分額 *注記
4,000千円 (直接経費: 4,000千円)
1994年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1993年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1992年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
キーワード前立腺癌 / 5alpha-reductase / LNCaP細胞 / 5α-reductase
研究概要

ラットおける5alpha-reductaseの遺伝子発現をRT-PCRによって作成したcADNA probe を用いて検討した。ラットにおいてはnorthern blot analysisによって、5alpha-reductaseのシグナルを確認することができ、このシグナルはtestosterone分泌抑制処置によって増加傾向を示すことから、testostroneによるdown-regulationの可能性が示唆された。このようにアンドロゲン環境そのものによって5alpha-reductaseの遺伝子発現は調節を受けることが考えられる。ヒト前立腺癌でのnorthern blot analysisでは、我々がRT-PCR法によって作成したcADNA probeによってはシグナルを明らかにすることが困難なため、海外より入手したヒト5alpha-reductaseのcADNA probeによって確認を行っている。これによって、この原因がprobeに由来するものか、あるいは、transcriptの量的な減少に由来しているのかを推測することができるものと思われる。ヒト前立腺癌リンパ節転移由来のLNCaP細胞に発言している5alpha-reductasの酵素力学的検討から、この発言が通常の前立腺に見られる酵素と質的に異なることをKm値の相異から推定しているが、さらにpHに対する反応性の違いからもこの点は裏付けられるにいたった。

報告書

(2件)
  • 1994 実績報告書
  • 1992 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 佐藤 和彦: "ヒト前立腺癌株LNCaP細胞におけるアンドロゲン代謝の特異性についての検討" 横浜医学. 44. 29-35 (1993)

    • 関連する報告書
      1992 実績報告書

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公開日: 1992-04-01   更新日: 2016-04-21  

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