研究課題/領域番号 |
04454538
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研究種目 |
一般研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
人類遺伝学
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研究機関 | 東京医科歯科大学 |
研究代表者 |
安河内 幸雄 東京医科歯科大学, 難治疾患研究所, 教授 (60037398)
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研究分担者 |
千葉櫻 拓 東京医科歯科大学, 難治疾患研究所, 助手 (30227334)
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研究期間 (年度) |
1992 – 1994
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研究課題ステータス |
完了 (1994年度)
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配分額 *注記 |
7,300千円 (直接経費: 7,300千円)
1994年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
1993年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
1992年度: 4,600千円 (直接経費: 4,600千円)
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キーワード | TFIIF / CATアッセイ / リン酸化 / DEPolF複合体 / 染色体マッピング / RAP30 / 74 / DBPolF複合体 / バクテリア性RNA polymerase / HeLa細胞 / 一般転写因子 |
研究概要 |
TFIIFの機能ドメインはRAP74とRAP30のN末62〜171およびI1〜110アミノ酸領域がin vivoでの結合活性を有する最小のドメインであった。またin vitroの転写活性にはRAP74のN末73〜205およびC末356〜517アミノ酸領域が重要であることが判明した。多分前者の領域はRAP30との結合に、後者のそれは触媒活性に関与していることが示唆された。更にTFIIFの両サブユニット(RAP30およびRAP74)が翻訳後修飾をもうけていることを見いだした。大腸菌で発現させた組み替え体TFIIFはDSD-PAGE上、精製したnativeTFIIFより小さいが、後者をアルカリフォスファターゼ処理すると移動度が同じとなった。この脱リン酸化IIFは転写開始活性、開始複合体形成能、mRNA伸長反応すべてにおいて、リン酸化型より低い活性を示した。組み替え体とnativeのサブユニットからなるハイブリットIIFの解析から、RAP74のリン酸化が主要な効果をもち、転写活性をup-regulaをすることがわかった。最後にTFIIB,IID,IIEαおよびβ、RAP30およびRAP74はバクテリア・6ファクターに保存されている領域と類似したアミノ酸列を示す。そこで一つは真核生物における上記転写因子とRNAポリメレースII、大腸菌における6とRNAポリメレース・ユアは共通の機能によって相互作用しているか、もう一つはこれらの転写因子が共通の祖先から由来し、ヒト染色体のある一定の部分ルクラスターも形成しているかを追求した。組換え体サブユニットを大腸菌無細胞系に加えたところ、γRAP74はHela細胞由来TFIIFと同等の促進効果を示した。ヒトRAP74遺伝子はin situハイブリダイゼーションにより染色体19p13,3に、RAP30は4g31,2にマッピングされ、クラッターを形成していないことを示唆した。
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