研究課題/領域番号 |
04455003
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研究種目 |
一般研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
日本語教育
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
加納 千恵子 筑波大学, 文芸言語学系, 助教授 (90204594)
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研究分担者 |
山元 啓史 筑波大学, 文芸言語学系, 助手 (30241756)
酒井 たか子 筑波大学, 文芸言語学系, 講師 (40215588)
深田 淳 名古屋大学, 言語文化部, 助教授 (30199161)
清水 百合 筑波大学, 留学生センター, 講師(非常勤)
小林 典子 筑波大学, 文芸・言語学系, 講師 (00241753)
西村 よしみ 筑波大学, 文芸・言語学系, 助教授 (40208228)
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研究期間 (年度) |
1992 – 1994
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研究課題ステータス |
完了 (1994年度)
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配分額 *注記 |
1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
1994年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1993年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
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キーワード | 外国人学習者 / 漢字力 / レーダーチャート / テスト / CAT / 漢字圏学習者 / 非漢字圏学習者 / コンピュータ支援テスト / 漢字力テスト / 入力インターフェース / 設問パターン / 漢字運用力 / 漢字力診断テスト / 学習者の特性 / CATプログラム |
研究概要 |
外国人学習者の漢字力(漢字に関する知識の習得状況や運用力)を事前に診断し、その後の漢字教育および学習に活用することを目的とした漢字力テストを作成し、その結果を学習者に視覚的にフィードバックするためにレーダーチャートの形式で表す方法を考案した。 さらに、その漢字力テストをマッキントッシュ・ベースのパーソナルコンピュータに載せ、CAT(Computer Assisted Testing)として実現した。コンピュータ支援によるテストの利点としては、学習者が個別に診断を受けられること、診断結果が即時的にフィードバックされること、などがある。CAIプログラムとCATプログラムとの違いを考慮し、学習者・教師双方へのアンケート調査および実験調査を行って、インタフェース及び画面の設計改善を図った。 当初の研究計画では、完成したCATを外国人学習者に試用させ、その試用結果を分析して、テストの形式・内容およびCATプログラムの改良を図る予定だったが、時間的に間に合わなかった。今後、筑波大学留学生センターの外国人留学生への試用を行い、結果の分析をすることによって外国人学習者の漢字力の実態を探り、効果的指導に役立てていく所存である。漢字圏学習者と非漢字圏学習者の漢字力の違いも明らかにできると思われる。
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