研究課題/領域番号 |
04455018
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研究種目 |
一般研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
広領域
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
安田 源 広島大学, 工学部, 教授 (00028200)
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研究分担者 |
白浜 博幸 広島大学, 工学部, 助手 (60127660)
玉井 久司 広島大学, 工学部, 助教授 (40106802)
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研究期間 (年度) |
1992 – 1993
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研究課題ステータス |
完了 (1993年度)
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配分額 *注記 |
6,900千円 (直接経費: 6,900千円)
1993年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
1992年度: 5,600千円 (直接経費: 5,600千円)
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キーワード | 希土類錯体 / 単分散ポリマー / 生分解性ポリマー / 水蒸気賦活 / 活性汚泥 / メソポア活性炭 / 高選択的吸着 / 微粒子高分子錯体 / ポリ(アルキルアクレリート) / トヘキセンの還元 / 単分散高分子量ポリマー |
研究概要 |
1)ジメチルシリレン架橋した嵩高いシクロペンタジエニル基を有する2価及び3価希土類錯体を合成して、エチレンや1-ペンテン、1-ヘキセンの重合を行った。その結果、エチレンは分子量40万に達するポリマー(分子量分布1.6)が得られ、1-ペンテンや1-ヘキセンからも分子量6万のポリマー(分子量分布1.7)が得られた。これらの錯体の内、代表例としてMe_2Si[2(3),4-SiMe_3-C_5H_2]_2SmCH(SiMe_3)_2のX線解析を行った。 2)光学活性な3-メチル-4-オキサ-6-ヘキサノリド(MOHEL)とカプロラクトン、バレロラクトン、プロピオラクトンとの共重合をAlEt_3-H_2O開始剤を用いて行った。いずれの場合もこれらが約30:70比の時に得られた共重合体は活性汚泥や酵素(コレステロールエステラーゼ、リパーゼ等)により容易に生分解し、ポリ(MOHEL)やポリラクトン単独よりもはるかに高い生分解性を有することを見いだした。またL-ラクトドとDL-ラクチドの共重合体は活性汚泥や各種酵素での分解よりも加水分解が起こりやすいことをを見いだした。 3)ピッチに1-2%のCp_3Lnを添加し、1000℃で水蒸気賦活を行うと80%以上のメソポア率で細孔の開いた炭素材を合成できた。これらはビタミンB_<12>や多糖類、シクロデキストリン、フミン酸等の分子量が大きい物質の優れた吸着剤になることを見いだした。
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