研究課題/領域番号 |
04455026
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研究種目 |
一般研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
広領域
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
齋藤 むら子 早稲田大学, 理工学部, 教授 (90205683)
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研究分担者 |
関 宏幸 早稲田大学, 理工学部, 助手 (50247219)
西口 宏美 早稲田大学, 理工学総合研究センター, 嘱託研究員 (40212120)
等々力 英美 琉球大学, 医学部, 助教授 (60175479)
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研究期間 (年度) |
1992 – 1994
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研究課題ステータス |
完了 (1994年度)
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配分額 *注記 |
2,700千円 (直接経費: 2,700千円)
1993年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1992年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
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キーワード | job adaptation / health management / habitual behaviors / type A behabior pattern / physical health / mental health / work attitude / motivation / type A behavior pattern |
研究概要 |
本研究は一般研究B(平成4年度,5年度,6年度)としてスタートし、今回は2年目の平成5年度の研究成果を中心に報告する. 1.調査対象現場と対象数と調査法 亜熱帯地域(平成4年度)における調査で対象とした業種と対応するように関東地域(平成5年度)に位置する同業種及び関連事業所に従事する勤労者(828名)を対象とし、調査には質問紙および各企業における定期健康診断結果を用いた. 2.調査結果 若年層では精神的側面、中高年令層では身体的側面との間に有意差がみられた。疲労度については、精神的疲労感と心身全体の健康度との関連が示され、疲労感の強い人ほど心身症、神経症の傾向にあることが判明した。職場ストレスの身体化somatization、神経症的精神化neurotic psychization作用が亜熱帯地域と同様に観察されたことは、自然、社会文化的環境要因は特異的要因としての作用でなく、職場ストレス要因と複合して作業者の健康に影響を与えているものと見られる.また、タイプA特性については、作業意識、モチィベイション等との関連をみた結果、タイプA特性群では疲労の訴えや仕事の要求度は高くなるものの職場の良好な人間関係の維持への貢献が観察され、職場管理においるポジティブな側面の存在が明らかになり、職場管理上、タイプA行動特性の表裏を観察することが出来た。亜熱帯地域におけるタイプA特性群の身体的健康指標とのポジティブな関係と共に本研究における新しい所見である。 3.平成6年度調査予定 1)寒冷地域におけるデータ収集 2)総合分析・評価
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